カフェモンマルトル

ジャズと映画と本の日々:高野雲

8ブロック先には、メキシコが見える

      2016/03/13

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tessen

ふと、iTunesがシャッフル選曲した《エルパソの歌》。

ホームレスハートという男女のデュオグループの歌なんだけど、この歌大好きで、昔は、バンドでもコピーしたものです。

でも、正直、『ホームレスハート』というバンド名がそのままタイトルのアルバムの中でピンときた歌はこの歌のみで、残念ながら、他の曲は、中途半端な打ち込みニューフォークミュージックって感じで、そのへんにゴロゴロといる、半分打ち込み、男はギターの女はヴォーカルという小規模グループに毛が生えたようなサウンドだったのが残念。

ただ、基本的には一本のギターでしみじみと、とつとつと語られる、メキシコ近くの風景には心打たれるものがあり、この微妙な寂寥感、静寂感は、おそらくはこの歌を作詞し、歌う山下弥生の心象風景がぴったりと切ないメロディにシンクロしているのです。

だからイイ。

心に染みてきますね。

また、このCDの歌詞カードに添えられるモノクロのフォトがどれもがすばらしく、とくにこの《エルパソの歌》の歌詞のページの対抗にレイアウトされている、ビルごしに空をみあげた写真が秀逸。

曇り空、上空には飛行機のシルエット。その飛行機のちょうど真下には一匹の飛行中の鳥のシルエットがタイミングよく収まっているのです。

記:2007/05/27

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