グラッペリのヴァイオリンに魅せられて

      2019/09/05

グラッペリと錦糸町

たまたま、奄美大島のtakaraさんが電話で私の番組に出演してくれることになり、takaraさんオススメの音源の1つにジャンゴが参加しているものがあったので、ジャンゴのボックスセットを探しているうちに、ステファン・グラッペリのヴァイオリンに魅せられてゆく自分に気づいた(笑)。

ちなみに、時間の関係で、結局takaraさんがゲストの放送には、結局ジャンゴの演奏入れられませんでしたけどね。

だいたい、いつもそうなのよ。

気合いを入れて、よーし、この音源を番組でかけるぞー!と放送直前に買ったCDほど、なぜか本番では採用しないケースが多い。

結局は、付け焼刃的なものを無意識的に排除し、本当に自分の血肉となって染みこんでいる音を本音と肉声で語りたいという欲求が無意識に出てくるのでしょうね。

でも、グラッペリはいいよ。

いいなぁ、俺もヴァイオリン弾きになろうかなぁ、路上でヴァイオリン弾いて、小銭稼ぎしたいなぁ、なんて思いながら、たまたま錦糸町を歩いていたら、怪しい電気アンデス演奏楽団がでかい音で演奏していて、それが妙にまた錦糸町の雰囲気とピッタリマッチしていたので、いつのまにやら、グラッペリな優雅が気分は消えうせてしもうた(笑)。

ちなみに、下に貼り付けたジャンゴ・ラインハルトのボックスセットは、CD10枚入りなので、かなりお買い得です。

ただし、曲目などのデータはボックスに記されている活字のみ。

でも、この安さは魅力ではあります。

記:2009/01/24

 - ジャズ