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ジャズと映画とプラモの日々:高野雲

ウイントン以外のニューオリンズ出身ジャズマン

      2017/12/26

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1980年代にはいると、フュージョン人気の席巻で、それまでは息も絶え絶えだったアコースティック楽器で演奏される4ビートのジャズが復活したが、これはひとえにウイントン・マルサリスの登場と、彼の華々しい活躍が大きなターニング・ポイントになったことは誰もが知るとおり。

彼は、ニュー・オリンズからニューヨークに進出してきた(兄のブランフォードも)。

ニュー・オリンズといえば、ジャズ発祥の地としても有名で、オレがジャズを作った!と豪語していたジェリー・ロール・モートンも、かのルイ・アームストロングも、ニュー・オリンズ出身だ。

デューク・エリントン楽団では欠かせない要因の一人、バーニー・ビガード(クラリネット)も、《サマータイム》の名演が有名なソプラノサックス奏者、シドニー・ベシェも同様に故郷はニューオリンズ。

フランク・シナトラの継承者と目されるハリー・コニック・ジュニアもそうだ。

さて、ウイントン・マルサリスの成功から、彼の後に続かんとばかりに、彼のみならず多くの後に有名になるプレイヤーがニューオリンズからニューヨークにやってくる。

トランペッターのテレンス・ブランチャードや、ニコラス・ペイトン、アルト・サックスのドナルド・ハリソンらもウイントンの後輩格のジャズメンもニューオリンズ出身だ。

彼ら、もちろん表現スタイルは違うけれども、どことなく、ウィントンなテイストを帯びているような気がするのは気のせい?

記:2014/02/19

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