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ジャズと映画とプラモの日々:高野雲

ポンタボックス/ポンタボックス

      2017/11/23

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PONTA BOX

カラフル、元気なピアノトリオ

「ポンタ」ことドラマーの村上秀一率いるピアノトリオ、ポンタボックス。

4~5枚聴いたけれども、やっぱり1枚目が一番好きかな。

ベースがエレクトリックベース(フレットレス)ではあるけれども、フォーマットはオーソドックスなピアノトリオ。

しかし、バド・パウエルやビル・エヴァンス、あるいはキース・ジャレット的なピアノトリオとは発散される音のイメージがかなり違う。

一言で言えば、カラフル。
もう一言添えるのであれば、元気もりもりなのだ。



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なぜか夏休み気分

佐山雅弘が奏でるピアノは、ポンタボックスの他のどのアルバムを聴いても溌剌として元気一杯な気持ちになれる。

そして、奔放なポンタのドラミング、水野のベースは、やはり1枚目がもっとも音に勢いがあり、みずみずしい。
「陽」のオーラを放っている。

ぜんぜん関係ないのだが、夏休みに宿題を放っぽり出して、遊びに出かけていた子どもの頃の「夏だ、元気に遊びたい!」というような衝動を思い出してしまうのだ。
きっと、メンバー全員が、やんちゃな気分で演奏をしているから、聴いているこちらも、やんちゃな気分になってしまうのかも。

音程悪いフレットレスも良い方向に作用

個人的には水野正敏のペタペタした音程の悪いフレットレスベースのプレイが好きではないが、ポンタボックスというグループは、彼のそういったマイナス面が良い方向に左右している不思議さがある。

そういった意味でも、この「ファースト」と「お城のライブ(ライヴ・アット・ザ・モントルー・フェスティヴァル)」は、私の中ではポンタボックスのベストなのだ。

album data

PONTA BOX (JVC)
- Ponta Box

1.Nothing From Nothing~Well,You Needn't
2.Fairly Tale
3.Pin Tuck
4.Fill In
5.Nabi's Napping
6.Fifteen
7.Hero Inn
8.Nefertiti~Pinocchio
9.Concrete 1994
10.Pooh-Song

村上“ポンタ”秀一(ds)
佐山雅弘(p)
水野正敏(el-b)

1994/03/07-09

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>>ライヴ・アット・モントルー・ジャズ・フェスティヴァル/ポンタボックス

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