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ジャズと映画とプラモの日々:高野雲

ザ・ワールド・オブ・ナット・キング・コール DVD

      2017/08/06

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ザ・ワールド・オブ・ナット・キング・コール DVDThe World Of Nat King Call DVD

もっとナットが好きになる

ナット・キング・コールのドキュメント映像を見ているけれども、なかなか面白いね。

正直、私はナットのこと、うまい歌手だなぁ、とか、なんかいい感じの歌うたいだよねぇぐらいにしか認識していなくて、正直、ファンと言えるほどのファンではない。

しかし、まさにナットのことを「いいね」と思っているぐらいの人が見るにはちょうど良い内容だと思う。

軽い気持ちでナットが好きな人が、もう少しだけナットのことを好きになれる内容。

そう、まさに私のように「好きなんだけども、熱烈に好きというわけでもない」ぐらいのファンにはちょうど良い内容なのだ。

なにしろ、映像の編集の手際がいい。

多くの証言者や映像を、テーマに沿ってサクサクとまとめてゆくスピード感と手際の良さはサスガ。

冗長なところがなく、さっさかさっさか画像、映像、インビュー、演奏風景が織り交ぜられと進行してゆくので、退屈しているヒマがない。

サンタナ、BBキング、スティーヴィー・ワンダー、ウーピー・ゴールドバーグ、ナタリー・コール、レス・ポール、学校の同級生、元バンドメンバー……

多くの証言者がの語りの断片から、ナット・キング・コールという素晴らしいピアノ弾き、ヴォーカリストの実像が少しずつ浮き彫りになってゆくと同時に、時代背景と密接に結びついたナットの音楽表現から見えてくるものは、アメリカの近現代史でもある。

ナット・ファンは必見の映像。

ナットに興味のある潜在ファンは、必ずや彼の虜になることでしょう。

記:2005/06/13

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