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ジャズと映画とプラモの日々:高野雲

47年前とは思えないアンドリュー・ヒルとドルフィーの「音」

      2018/04/14

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類まれなる人選による類まれなる演奏

本日2011年3月31日より、ちょうど47年前の1964年3月31日、ピアニスト、アンドリュー・ヒルはブルーノートに『ポイント・オブ・ディパーチャー』を録音しました。

エリック・ドルフィーにトニー・ウィリアムス、ジョー・ヘンダーソンら当時の鬼才&俊英らとともに織りなす、重くて、それでいてシャープな演奏群。

これは、かなり内側のマインドに浸透してくるサウンドです。

とくに生々しいエリック・ドルフィーのバスクラリネットが超時代的かつノスタルジックな《デディケーション》が素晴らし過ぎます。

こんなシュールでSF的なニュアンスもたたたえたナンバーが、空想特撮シリーズの「ウルトラQ」や「ウルトラマン」が放映される前に録音されていたとは、にわかに信じられません。(ちなみに1964年の日本の音楽は、といえば、坂本九の《明日があるさ》がヒットした年)

このアルバムは、21世紀の今日聴いても、そうとう未来的というか、進んでいるというか、やはり超時代的という言葉が相応しいのかな。
イイです、良すぎです。

記:2011/03/31

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