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なめこおろし蕎麦

なめこおろし蕎麦

北海道産なめこ中サイズ 1袋300g北海道産なめこ中サイズ

なめこおろし蕎麦は、なるべく、外では食べない。

自宅で喰う。
椀によそう蕎麦の量の加減は、必ず自分の好みでないといけないからだ。

大根オロシ、ナメコ、麺つゆ、カツオ節、ネギやワサビや白ゴマなど。

これだけ用意できれば、十分に楽しめる。

あとは、自分で蕎麦を茹でるだけ。

お手軽だし、なにより、うまい。

自分好みの、トッピングを施し、かつ味わう愉しみがある。蕎麦屋で、デーン!!と盛られたトッピング、必ずしも自分好みのトッピングとは限らないではないか。

だから、出来るだけ、自宅で、自分でトッピングをしながら食べたほうが、おいしさも楽しみも倍加するのだ。

蕎麦は、少し多めに茹でる。そして、少量ずつ椀に盛り付けて食べるのがコツ。

一気に大量に盛り付けてはいけない。

ドンブリの中に「ドン!」と盛り付けてしまうと、「さぁ、目の前に鎮座おわします、この立体物の内に集積された食物群をこれから綺麗に片付け、消化しなくてはいけないのだぞ」という強迫観念がうっすらと沸いてきてしまい、喰うこと、箸を往復させること、蕎麦をかき込むことが、心と動作のメインになってしまうのだ。

それは、いかん。

なめこおろし蕎麦は、ゆっくりと時間をかけながら、少しずつ楽しみたい。

傍らに冷や酒があれば、最高。しかし、ビールも悪くない。

しかし、発泡酒は不可。

個人的には発泡酒という名前の液体が大嫌いなこともあるのだが、あの独特な「草臭さ」は、蕎麦の香りを殺すことはあっても活かすことはありえない。蕎麦と発泡酒は決定的に相性が悪いと思う。鼻が敏感じゃない人にとっては、その限りではないかもしれないが……。

ちびり、ちびりとアルコールをやりながら、会話に花を咲かせる。

時々、蕎麦をずるっとやる。

最初の一杯を空けた人には、自由に台所で盛り付けをさせる。

好みの量の蕎麦を椀に盛らせ、ネギ、カツオ節、ナメコ、大根オロシも好みの量を盛り付けさせる。

そして、つゆを椀を一周するようにさらっとかけて、再び食卓に戻る。

また、会話と酒を楽しみつつ、たまに蕎麦をパクッとやる。ズルッといく。

なんて充実した、豊かな時間なのだろう!

ちょっと贅沢をして、十割蕎麦を茹でてみるのもオツだ。

十割蕎麦の蕎麦湯はすごい。粘土を溶かしたようなドロドロ状な液体になる。

なので、蕎麦湯の愉しみも大きくふくらむ。

そして、少量しか食べていなかったつもりのなめこおろし蕎麦も、蕎麦湯を飲むころは、丁度良い案配で、腹が膨れてくることだろう。

記:2002/03/12

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