雑想 2003年6月

      2022/09/09

カサンドラとテラソン

収録曲は有名曲のオンパレード。

「ははぁ、またもや安易な企画盤ね」と訝るのはご自由に。

聴けば分かる。安易な先入観が吹き飛ぶに違いない。
かなり重く、ダーク。
カサンドラ・ウィルソンの歌声がね。

沈んでゆくように重たく、気安いBGMには絶対になりえない世界。

カサンドラの重く粘るヴォーカルを崩すことなく、色づけするジャッキー・テラソンのピアノは、プロの仕事。
カサンドラの魅力を倍増させる脇役に徹し、分をわきまえたプレイをしている。
しかも、カサンドラのアクの強い世界に押しつぶされることなく、きちんと役割をまっとうしているところが気に入った。
これを聴くまでは、テラソンのこと、あんまり好きじゃなかったんだけれども、見直しましたです。

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群衆―モンスターの誕生

群衆とは何か。

特に難解な記述はなく、すいすい読めます。

しかも面白い(・∀・)b

一平ちゃん 焼きそば

夜食に食べる焼きそばカップ麺は、日清やきそばUFOや、ペヤングの特盛りにご飯杯という組み合わせが私の場合は一般的だが(なぜwith ご飯なのかというと、ご飯なしだと、しょっぱいから)先日、一平ちゃんにもトライしてみた。

結論からいうと、UFOやペヤングよりも旨い。

最初からコーヒー牛乳色に着色された麺の色にぎょぎょっとなったが、この麺の歯ごたえは、焼きそば特有のモソモソした野暮な食感にもっとも近い。

ソースの味も、ペヤングのようにエッジの効いた辛さよりもいくぶんマイルド。

これからは、一平ちゃんを贔屓にしよう。

とはいえ、私は焼きそばという食べ物じたいあまり好きではないので、次に食べるのは数か月先になると思うけど。
(酔った後の締めに気まぐれにコンビニで買って食べる程度なので)。

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電子レンジ対応 曲げ輪おひつ

うまいご飯と おひつの関係は切っても切り離せないと思う。

高い炊飯器よりも 安いおひつ一つ買ったほうが 味が劇的に代わるのではないかと。
このおひつは電子レンジ対応だから嬉しいですね(・∀・)b

ジャズは金儲けの手段にあらず

金儲けをしたい、一発当てたいと考えている人は、「ジャズ」という分野を選択肢に選んではいけない。

なぜなら、儲からないから(笑)。

儲けを度外視し「それでも好きだから」と頑張る人のための聖域なのだ。

演奏家は別として、単なる趣味が高じたマニアが、多少の知識がある程度のレベルで、ジャズでひと山当てよう、ジャズで有名になろう、商売ジャンルのひとつにしようなどと色気と欲目を出し、結局はうまくいかずに、性格や言動がおかしくなってしまった人を私は知っている。

ラヴ・コール オーネット・コールマン

ジャケットが好きなんですよ。

蚊取り線香のような巨大なイヤリングをしたアフロ女性。

その巨大イヤリングが女性のオレンジの服の上に蚊取り線香のような影となって映っているのもグー!

もちろんサウンドも良し!

マサダ1 ジョン・ゾーン

クラリネットで演奏されれば、そのままユダヤのクレッツマーになりそうな音楽ですが、ピアノレス編成で疾走するジョン・ゾーンのアルトサックスは、まるで攻撃力の高いオーネット・コールマン。

オーネットとドン・チェリーのコンビに近い肌触り。

スリリングです。

ソノリティ

カーティス・カウンスの『ソノリティ』!

ほのぼのとしたテイストはもちろんですが、私はこのアルバムのジャケットが大好きです。

ホント、いい表情しています。

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イントロデューシング・ケニー・バレル

バレルとトミー・フラナガンは同じデトロイト出身で、しかも一緒にニューヨークに“上京”した仲。

ここでの二人の相性も言うまでもなく、抜群!

ハンク・モブレー ワーク・アウト

ハンク・モブレイの『ワーク・アウト』には2つの表情がある。

ひとつはグラント・グリーンのギターとモブレイのテナーがおいしく溶け合ったハードボイルドな雰囲気を醸しだした演奏。

もうひとつは、ピアノのウイントン・ケリーのハッピーでスウィンギーなフィーリングが前面に出た曲調のナンバー。

大きく分けて、上記2種類のフレバーがあり、その両方を楽しめてしまうオイシイアルバムだ。

ケリーが前面に出た演奏は、名盤『ソウル・ステーション』のフレバーを思い出す。

わりと、入門者から通まで楽しめるアルバムなのではないだろうか。

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ソウル・コネクション ダスコ・ゴイコヴィッチ

ドイツのエンヤレーベルから発売されたゴイコヴィッチの移籍第一弾アルバム。

録音は1993年。

ピアノがトミー・フラナガン、サックスがジミー・ヒース、ベースがエディ・ゴメス、ドラムにミッキー・ロッカー。

ノリは最高、ゴキゲンなジャズを聴かせてくれます。

ゴイコヴィッチがベテラン勢と対等にわたりあった、ゴキゲンなノリのアルバムで、ゴイコヴィッチもすでにベテランの風格を醸し出しかけている。

▼収録曲
1. SOUL CONNECTION
2. BALLAD FOR MILES
3. INGA
4. I’LL CLOSE MY EYES
5. BLUES TIME
6. ADRIATICA
7. NYC
8. BLUES VALSE
9. TEAMWORK SONG

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