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マシーネンクリーガー・SAFSをタミヤアクリル塗料で塗りなおし

マシーネンクリーガー・SAFSをタミヤアクリル塗料で塗りなおし

タミヤアクリルで塗り直し

個人的には、マシーネンクリーガーといえばラッカー系塗料のイメージが強いです。

なにせ、『モデリングブック』を読むと、原作者の横山宏先生自身が、ラッカー系を推奨していますからね。「キリストもびっくりだね」みたいな、色々な表現でMr.カラー(のラッカー系塗料)の良さを強調されています。

その上、横山センセと仲良しの松本州平師匠も「プラモデルの塗装はラッカーに始まり、ラッカーに終わるちゅ‐ことや、エナメル系の塗料は反抗期に入ったモデラーの使うもんや、おとなになったらまたラッカーに戻るんや」という名言を残してますからね。

逆に、タミヤのアクリル系塗料は、あまりマシーネンとのイメージがつながりません。

だからこそ、天邪鬼の私としては、タミヤのアクリル塗料ミニでマシーネンを塗ってみたくなったのです。

ただし、失敗するとイヤなのと、そのために新しいキットを買うお金がもったいないので(笑い)、既に完成しているSAFSを使って、アクリル塗装実験をしてみたいと思います。

まずは、完成後、数年間放置を続けていた、ウェーヴのSAFS。

横山宏先生の教えを守り、とにかくラッカー系塗料を幾重にも重ね塗りしています。

「キリストもびっくり」なほど、上から違う色を塗れば、下地に塗って乾いた塗料が溶けて絶妙にブレンドされていくわけです。

この作業、なかなか楽しいのですが、楽しさゆえに、ついつい時間の経過を忘れてやりすぎてしまい、元の色がわからなくなってしまったり、いったい自分は何色に塗りたいのかを忘れてしまい、結局のところ部屋がシンナーくさくなるだけというのが、いつもの私のパターンでした。

この「結局何色に塗りたかったの?」なSAFSの上にアクリル塗料を重ねていくわけですね。

下塗り

まずは、アクリル塗料のハルレッドで、ラッカーで塗った表面を多い尽くすがごとく筆でガシガシ塗っていきます。

プロモデラー・金子辰也氏のおなじみの手法ですね。

1日半ほどベランダで風にさらして乾かしたら、ジャーマングレーをスポンジでぽんぽんしました。

さらに、ベランダで乾かしたら、デザートイエローをスポンジでたたきつけます。

なぜにデザートイエロー?
⇒余りまくっているから

在庫があることを忘れて、ついつい模型店に行くたびに買ってしまっていたのです。3瓶ほどあるのです。減らさなきゃ、ってことで。

じつは、今回の「塗り直し」は、デザートイエローの在庫減らしが主たる目的だったりもします。

ベランダで乾かしたら、今度はNATOブラックで窪んだところを中心にスポンジぽんぽん。

NATOブラックはブラックと違って「真っ黒」にならないので良い塩梅の陰部やスス汚れを表現してくれるのです。

参考記事:NATOブラックにハマっている

NATOブラックが乾いた上に、ガンメタルもスポンジで叩きつけています。

2日ほどベランダで放置。
というか、忘れていた……。

NATOブラックきつすぎたっ!と感じたと箇所に、再びデザートイエローをスポンジぽんぽん。

それでも、まだまだバッちぃですな。
でも、気にしない、気にしない。

綺麗に塗装してから汚していくのが主流・本流だとすると、私の場合は傍流・邪道なので、汚いものをだんだんと綺麗にしていくという「逆転の発想」なのです(と偉そうに言うほどでもないけど)。

そろそろ仕上げ

また1日半ほど乾燥させたら(本当はそんなに時間をかけないでも良いとは思うんだけど)、今度はダークイエローでスポンジぽんぽん。

だいぶイメージどおりの色に近づいてきたかな。

1日ほど乾かして色味を確認。
さらに明るい色を!ということで、デザートイエローにフラットホワイトを混ぜた色でスポぽんぽん。

2日ほど放置した後、オレンジとレッドブラウンを混ぜた色で、左側面にある管を塗装しました。

ついでに、余った茶色オレンジで、動力パイプやボディの各所をランダムにスポンジぽんぽんして、サビ表現をしてみました。

乾いたら、汚れが極端な箇所を中心にダークイエローを乗せました。

ニュートラルグレーを軽く凸部にドライブラシ。

Mr.ウェザリングカラーのグレイッシュブラウンを、ドライブラシ用の毛先がケバケバした筆で足回りや胴体の窪んだ箇所を中心にこすりつけて、S.A.F.S、完成!

本当は、アクリル塗料のみで仕上げてみようと思っていたのですが、ほんの少しではありますが、薄めたMr.ウェザリングカラーの力を借りると、色の変化が滑らかになってくれて良いですね。

特に、ちょっと地味な感じもする「グレイッシュブラウン」は、モールドを際立たせる際、マルチブラックやステインブラウンほど、くっきりとした色調の変化は必要ないけど、なんか、もう少しぼんやりとした変化が欲しいなという時には便利だということに気が付きました。

スポンジでアクリル塗料を置いた瞬間と、乾いた後だと、かなり色味がことなっているので、ほんと乾いてみないとどんな色に変化しているのかがわからなかったりしますが、その予測も含めて、様々な色を乗せてゆく楽しみを味わうことが出来たと思います。

記:2019/05/25

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