寄り添う電柱 - カフェモンマルトル

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ジャズと映画とプラモの日々:高野雲

寄り添う電柱

      2018/11/02

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金八先生は、黒板に縦斜めの線を二本書き、「人は人によって支えられ、人の間で人間として磨かれていく」と語った。

しかし、『リーガル・ハイ』の古美門センセイ(堺雅人)によれば、「え~人という字は、え~人と人とが、お互いに、支え合って出来ているわけでは……ありましぇん! 一人の人間が、両足を踏ん張って大地に立っている姿の象形文字です。人は1人で生まれ1人で生きていき1人で死んでいきます。中学時代の友人や人間関係はこの先の人生でほとんど役には立ちましぇん!それどころか、くだらない友情と地元愛で縛り付け、自由な人生を阻害する腐った鎖でしかありましぇん!」ということらしい。

それはともかく、寄り添う電信柱。

二本の棒が大地に踏んばっているというよりも、寄り添って立っているといった趣き。

それはそれで美しいではないか。

もうすぐ冬、の空が濃い。

記:2018/11/01

 - 電信柱