第5回「音聴き会」サマータイムを聴きまくる!は、無事終了です。

      2020/02/28

natsu_mugiwara

8/6の「第5回音聴き会~サマータイムを聴きまくる!」は無事終了いたしました。

ご参加された皆様、ありがとうございました。

えーと、当初、かける予定だったアルバムも、時間の制約でかけられないものもあり、残念でしたが、参加された皆様がお持ちになったアルバムを楽しむことが出来、大変興味深い内容でした。

そもそも、この企画は、私の友人の勧めだったのです。

一緒に飲みにいったときに、「音聴き会の企画、夏はなにがいいかなぁ?」と軽い気持ちで彼に聞いたところ、「夏はやっぱりサマータイムでしょ!」と彼。

「思い入れのあるCD持っていって解説もするから」

というような話にまでまとまり、とにもかくにもサマータイムの特集をやることが決定。

じつを言うと、私としては、それほどサマータイムは好きな曲ではなかったのですが、これを機会にいい勉強になるかもな、と様々なサマータイムを聴きまくり、なおかつ原典のオペラの映像まで入手して鑑賞することが出来ました。

ところが、その友人からは、「ごめん、当日仕事でいけなくなった」とのメールが。

ガーン( ̄Д ̄;;

中には、「自分で言い出しておいて、来れないとはナニゴトだ!」という声も無きにしもあらずでしたが、私としては、これほどまでにサマータイムをまとめ聴きし、なおかつ原典にもあたる機会を作ってくれたのは、彼の「サマータイム特集やってよ」の声がなければ出来なかったことなので、感謝の気持ちもあります。

でも、彼と彼の奥さん来て欲しかったなぁ……。

今回は人数が少なかったから(涙)。

毎回、店を借り切るために、相応のお金を支払ってるのですが、昨日のような人数だとウン万の赤字だからねぇ…、ってお金のことはべつにイイんだけど、いや、よくないか(笑)、今回のような10人を切る人数だと、今後は基本料金を見直さなければならないかも…(涙)。

以下、先日かけたアルバムを紹介します。

●イントロ
ジャニス・ジョップリン→コルトレーン→エリントンのサマータイム

●まずは、オモチャの音で暑気払い
スヌーピーズ・ジャズ (参加者持参CD)

●ブルーノート初のヒット曲はサマータイムだったのだ
Sydney Bechet (ss)
Sidney Bechet The Blue Note Years (Blue Note)

●サマータイム決定版?キリリと美しいマイルスの“名唱”
Miles Davis (tp) & Gil Evans (arr,cond)
Porgy & Bess (Columbia)

●原典も鑑賞してみましょう
〔オペラ〕The Gershwin's Porgy & Bess (EMI Classics)

●芸術的高みまでに達したエラ&ルイの名唄
Ella Fitzgerald-Louis Armstrong
Porgy & Bess(Verve)

●このメロディ、アメリカの民族音楽採集者が拾ったメロディなのかな?
W.C.ハンディも、ガーシュインも同じメロディを曲に投影している。
~セントルイス・ブルース
Louis Armstrong (tp,vo)
Playw W.C. Handy (Columbia)

●絶叫・咆哮・マイペース。俺の名はアイラーだ!
Albert Ayler (ts)
My Name Is Albert Ayler (Debut)

●イキそうでイカない蠱惑的かつ甘美な寸止めプレイ
Art Pepper (as)
Modern Art (Aladin→BlueNote)

●ピアノトリオは、絞りに絞ってこの1曲
Walter Bishop Jr. (p)
Summertime (DIW)

〔休憩タイムに小ボリュームで〕

Nara Leao (vo,g) Onde Quando (Philips)

Horace Parlan (p) Headin' South(Blue Note)

Sonny Criss (as) Go Man!

●全体的にはイマヒトツ。ただし、ショーターとペトルチアーニがいい
〔ライブ映像〕Manhattan Project (東芝EMI)

●ノリの良いオルガンとピアノ。パリの香り。素晴らしい名演
Eddie Louis (org) & Michel Petrucciani (p)
Conference de Presse... (Dreyfus Jazz)

●ベースのリフがムードを決定
How My Heart Sings! (Riverside)
Bill Evans (p) ~途中まで

Stan Getz (ts) & Gary Burton (vib)
Getz Au Go Go (Verve)

●弦のこすれる音が気になる
Joe Pass & Oscar Peterson(参加者持参CD)
Porgy And Bess (Pablo)

●レイラ・ハサウェイの歌いっぷりは、お父さんそっくり
Marcus Miller (b) (参加者持参CD)
Live & More(PRA Records)

●やっぱりロックの定番はジャニス!
Janis Joplin (vo) (参加者持参CD)
18 Essential Songs(Legacy Records)

●キャット・アンダーソン(tp)のハイノートに痺れる
Duke Ellington (cond,arr,p)
Duke Ellington Presents (Bethlehem)

●締めはエラの子守唄で
Ella Fitzgerald (vo)
Ella in Berlin (verve)

記:2006/08/07

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