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イタリア セモベンテ突撃砲をサーフェイサーと水溶きアクリルで下塗り

イタリア セモベンテ突撃砲をサーフェイサーと水溶きアクリルで下塗り

以前の記事⇒>>セモベンテ、組み立て完了!

愛しいカタチを筆で愛でたい

私はべつに戦争賛美者ではないですし、それに使用される兵器に萌えまくっているというわけでもありません。

それなのになぜ、センシャやひこーきのプラモが好きなのか?!

それはもう、塗装が楽しいからに他なりません。

だったら兵器じゃなくて人(フィギュア)や建物(城など)でもいいじゃん?というツッコミもありそうですが、どうも違うんですよね。

やっぱりメカメカした要素が欲しいんですよ。

そうすると、本来の目的は人殺しであり、戦いの勝利であり、やらねばやられるという極限の状況下を想定した中で、互いの陣営が知恵の限りを尽くして編み出した、その時代の技術を極限までに高めて生み出された兵器という物体のフォルムに「美」を見出してしまうんですよね。

ジャズでいえば、テンポ速い、コードが複雑という制約の多い極限の状況の中で、きちんと「聴かせるアドリブ」、願わくば多くの聴衆を興奮の坩堝に陥れる即興演奏をするために、研ぎ澄まされたフレーズを瞬間瞬間で頭脳と肉体の限りを尽くして紡いでいくビ・バップに「美」を感じてしまうのと同じ理由なのかもしれない。

だからこそ、そんな多くの頭脳が知恵を振り絞って具現化した物体のカタチを塗装という手段で慈しむ行為に本能的な悦びを感じるのかもしれません。

そういうわけで、セモベンテ。

強いとか弱いとかはともかく。
そして、もし自分が第二次大戦中のイタリア兵だったら、出来ることなら乗りたくない小型戦闘車両ではあるのですが、この乗り物のカタチ自体はとてもユニークで、リベットが多いなど細かなところにもチャームポイントが盛りだくさん。

だからこそ塗ることを楽しませてくれる車輌なのです。

というわけで、塗装開始。

2色のサーフェイサー

前回は組み立てが終わったところまででしたね。

これにサーフェイサーを吹きます。

マホガニーのサフを最初に吹いて、乾きかけたら、サフが乗っていないプラスチックの地肌をめがけて黒サフを拭きます。

目的は、この後に塗るタミヤのアクリルミニの食いつきをよくするためなので、べつに色がゴキブリっぽくなってもぜんぜん平気。

というよりもむしろ、同じ色が均一に乗っているほうが個人的には痒い感じがします。整然かつ均一すぎると、この後、容赦なく汚そうという気持ちが萎えます。なんだか勿体無いから綺麗に作ろうというヘンな色気がもたげてくるので、むしろ汚いくらいな色味で良いと思っています。
そのほうが、今はヘンな色だけど、だんだん綺麗になっていくからね~という気分になるからです。

水溶きアクリルで下地塗り

そして、サーフェイサーが乾いたら、次はタミヤのアクリルミニで下塗りです。

薄く水で溶いたタミヤのアクリルミニ(水溶きアクリル)を筆塗りしました。

色はフラットブラウン。
AFV車輌の下塗りはハルレッドが良いと言われていますが、私の場合、さんざんその手法(金子流)はガンプラで試みているので、たまには違う色がいいよねっ!てことで、フラットブラウンにしました。

ラッカー系だと下塗りとしてポピュラーな色はマホガニーなのですが、タミヤアクリルミニにはマホガニーという名の色はありません。
そのかわり、それに変わる色調がもっとも近い色がフラットブラウンだと思うので、フラットブラウンを水で薄めてシャバシャバと筆で塗ったわけなのです。

先に吹いたサーフェイサーの下地が見えても気にしない、気にしない。
この後、何回も塗り重ねるので。

ちょびちょびと違う色が重ね重なり、その色の複合体の最大公約数が、その戦車の基本色となってくれれば良いわけで、個人的には。

だから、スプレーやエアブラシの均一塗装表現とは間逆な考えですね。

そして、この間逆な考えを気軽かつお手軽に表現できる手段が、薄めた塗料の筆塗りなんですね。

というわけで、次回に続く!

記:2019/08/18

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