カフェモンマルトル

text:高野雲

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ボトムズに登場するATの中では、ダイビングビートルが好きだ。

      2017/04/23

装甲騎兵ボトムズ ダイビングビートル AG-V07

ダイビングビートル

ローテクなジャングル戦の中の最新鋭

『装甲騎兵ボトムズ』に登場する数あるAT(アーマード・トルーパー)のデザインにはミリタリー心をくすぐってやまない魅力がある。

私は、その中でもダイビング・ビートルが特に好きだ。

まるで『地獄の黙示録』や『ランボー2』、そして『地雷を踏んだらサヨウナラ』を彷彿させる(要するにベトナム戦争)ジャングル、河川、アンコールワット(のような遺跡)、ゲリラ(ビーラー)が登場する「クメン編」というシリーズの中で、湿地帯に潜むビーラー(=ベトコン?)たちを制圧するために、傭兵を中心に構成された前線基地、アッセンブルEX-10の主力ATだ。

異なる方向を向いている3つのメイン・カメラは一体どこを見ているのか分からない不思議な面構え。

合理的ともいえ、原始的ともいえる、湿地帯用の「かんじき」にもなり、平時は脛の防弾板にもなる、スワンピー・クラッグのアイデアには心底まいっている。

深い青色のボディが不思議とジャングルの風景に映え、「ローテクなジャングル戦の中の最新鋭」という趣きを漂わせるこのATには、その不思議な魅力で、物語の脇をガッチリと固めていた。

記:2000/12/13



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追記

30年以上前にタカラから出ていた『ダイビングビートル』のプラモ、作ってみましたよ。

昔のキットということもあって、なかなか作るの大変でしたけど(合わせ目処理とかね)、作り甲斐はありましたね。

パステルで泥だらけ。

泥んこゲンゴロウって感じですな。

diving_beetle

ただ、プラスチックの素材が柔いからなのか、スワンピークラッグ(湿地帯の上を歩くための「かんじき」のようなもの)を支えるパーツが塗っていたら、パキッ!と割れてしまったんですよね。

だから、両方ともスネの前に装着しようと思ったんだけど、仕方なく片方は、かんじきを履いたような状態に。
(スネの前用と、履いた時用にパーツが分かれているんです)

diving_beetle2

ちなみに、背中のバックパックの白いタンクですが、これは本当は下につくんですよね。

わざと逆さにしています。

タンクが顔の上にあったほうが、顔の上がスカスカで寂しい感じがなくなるかなと思って。

あと、顔。
あ、顔っていうのかな?

3つのカメラのある部分です。

カメラ、どこを向いているか分からない感じをさらに強調するために、ちょっとだけ時計回り方向にズラしてみました。

diving_beetle3

少し傾けたほうが、オンボロな感じがしていいかな、と。

設定では水中で2時間潜行できる最新鋭ということになっているんだけれども、最新鋭が使い込まれてクタびれた感じっていうのもイイかなと思って。

記:2016/06/08

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