カフェモンマルトル

text:高野雲

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『仮面ライダーフォーゼ』にバカ面白い予感

      2016/02/19

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仮面ライダーフォーゼ超全集―愛蔵版 (てれびくんデラックス 愛蔵版)仮面ライダーフォーゼ超全集―愛蔵版 (てれびくんデラックス 愛蔵版)

『仮面ライダーフォーゼ』の第1話を見た。

今回、物語の舞台は高校。宇宙がモチーフとなっている物語だからか学校名は「天ノ川学園高校」。

ライダーに変身する主人公は、リーゼントと短ラン姿で、誰彼かまわず「友達になろうぜ~!」なツッパリ野郎で、熱血バカというか、バカ正直というか、要は非常に分かりやすい性格。

初めてフォーゼに変身したときの「なんだか分からないけど、宇宙服だぁ~!」と手を上げてガッツポーズをとったときは思わず吹き出してしまった。

ただ、設定はバカ正直で友達思いで熱血なヤワヤンキーかもしれないが、主人公の如月弦太朗を演じる福士蒼汰は、涼しい目元が、ちょっと水嶋ヒロに似ているなかなかのイケメンで、リーゼントなんかにしなければ、もっとカッコいいのに、と思わせるものはある。

なんだかムリしてバカ熱血なキャラを演じているような気がしないでもないが、まだ第1話しか観ていないので、今後は新たな面も期待できるかもしれない。

フォーゼは「宇宙服だ~」のセリフのとおり、ロケットをイメージしたフォルムだ。特に後ろから見たシルエットは、弾丸を縦長にしたロケットに見えなくもない。

で、顔は、石ノ森章太郎の『宇宙鉄人キョーダイン』のスカイゼル(下記写真左)に近い。

メタルボーイ スカイゼル 未塗装・組立て式レジン製ガレージキットメタルボーイ スカイゼル

スカイゼルは飛行機をイメージしたデザインだが、スカイゼルの顔の両脇についている小さな翼をとり、カラーリングを変え、小さな触覚をつければ、もろフォーゼだ。

キョーダインとともに、「仮面ライダー」というシリーズのフォーマットを作った故・石ノ森章太郎へのオマージュの意の現れなのだろう。

実際、登場人物の名前も、過去の仮面ライダーに変身した人物のアナグラムが多いように感じる。

例)
・本郷猛(ほんごうたけし)→歌星賢吾(うたほしけんご)
・城島ユウキ(じょうじまゆうき)→結城丈二(ゆうきじょうじ)
・一文字隼人→大文字隼(「一」と「人」をくっつけて「大」に)
・風見志郎(かざみしろう)→風城美羽(かざしろみう)
・神敬介の頭文字をとって→JK(ジェイク)
・AMAZONを逆読みして→野座間友子(のざまともこ)

ライダーといえば、ベルトだが、これがもう、なんというか。
商魂たくましいというか、商売がうまいというか。

今回のベルトの名前は、フォーゼドライバーというのだが、ベルトに差し込むモジュールによって様々な武器を身につけることが出来るのだが、なんと、このベルトに差し込むモジュールの種類が、40種類もあるというではないか。

過保護な親や、私のようなヒーローおたくで大人買いが趣味な人間は思わず財布の紐を緩めてしまいそうだ。

いまのところ、ベルトには、ロケット、ドリル、チェーンソー、レーダーなど、基本的な技の音声が出てくる4つのスイッチが内臓されているのだが、今後は、フォーゼの武器が増えるにつれて、様々なスイッチが発売されてゆくのだろう。

このベルトを軸に、様々なモジュールを拡張して販売してゆけるとともに、ストーリーも武器やアイテムに合わせたシチュエーションを考えることが出来るという、送り手、売り手にとっては、一粒で二度おいしい設定なのではないだろうか。

このベルトの定価は、6825円。結構いいお値段なのね。
ところがアマゾンで検索してみると、品切れのためか、けっこうな値段がついている。

仮面ライダーフォーゼ 変身ベルト DXフォーゼドライバー仮面ライダーフォーゼ 変身ベルト DXフォーゼドライバー

これを書いている2011年9月10の時点では、最低価格が\9,380円からのユーザーからの出品が40点以上も出ているのだ。

話によると、都内のおもちゃ屋やスーパーでは、放送終了後30分から1時間以内に売り切れてしまった店が続出したという。

私は大量入荷しているに違いないヨドバシカメラアキバ店のおもちゃコーナーを覗いてみたが、うーん残念。やはり完売していた。

店頭にはデモ用のベルトがディスプレイしてあったので、色々といじってみたが、なるほど、子供が夢中になりそうな仕掛けとデザインではある。

だけど、結構前に突き出ているので、こんなベルトをしながらだと戦いにくくないか? なんて思ったりもするが、遊びがいはありそうだ。

詳しい使用レポートがYoutubeにアップされていたので、どんな感じなのか、貼り付けておきましょう。

店頭のデモで遊んでいて気がついたのだが、モジュールを押した際に出てくる「ローケット♪」といった音声は、結構デカい。

日曜日の朝、疲れて寝ているお父さんが枕もとで子供が「ローケット♪」などと遊んでいたら、安眠妨害になること間違いなしだろう(笑)。

まだ1話しか見ていないので、なんともいえないことも多いが、個人的感想は、
・それほどカッコよくなく、
・キャラも設定もバカっぽいけど、
・ストーリーは面白そう
・つまり「バカ面白い」の予感

以上4点だ。

「フォーゼって、バカ面白いかもね」と言うと、知り合いの特撮マニアや腐女子たちは、一様に声をあげて「そうかもしれない!」とケラケラと笑いだすという、複数の人間がまったく同じ反応を見せていたので、彼らも同じように感じているのだろう。

いずれにせよ、バカっぽいけど面白い、新しいタイプの仮面ライダーが始まった。

またもや毎週日曜日の朝は、私自らがテレビのスイッチオンをするはめになりそうだ。

記:2011/09/10

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