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ジャズと映画と本の日々:高野雲

ウルトラマンのマスクは、やっぱり「Aタイプ」でしょっ!

      2016/05/03

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マニアでなくともご存知だとは思いますが、初代ウルトラマンにはいくつかのタイプのマスクがあります。

一番ポピュラーなのがCタイプのマスクで、これが、いわゆるもっとも一般的なウルトラマンの「顔」です。
顔はつるつる、目のつり上がりぶりも安定していて、バランスの良い顔。番組の後半に使われていたマスクです。

昔の私もこのタイプのマスクが好きでした。
しかし、大人になるとともに、だんだん、サンマのハラワタが好きになるのと同じ原理で、CタイプよりもAタイプのマスクが好きになってくるのですね。

Aタイプは、一番初期のウルトラマンのマスクで、一言で言ってしまえば、口の周りがシワシワです。
最初の頃は、口が開閉するようにラテックスで作られていたそうで、だから、柔らか素材ゆえのシワシワ。
目もつりあがっていて、悪そうでカッコいいです。

顔もさることながら、Aタイプのマスクの頃のウルトラマンは闘い方も面白い。
なんだか、ヤンチャ坊主って感じです。
人差し指を来い、来いと動かして怪獣を挑発したり、腰に手を当てて余裕を装ったり。

さらに、ファイティングポーズが猫背気味で、ちょこっと腰が引けているところもカッコいい。一説によると、火が怖いから腰が引けているんだという話もありますが(笑)。

このAタイプマスクのウルトラマンの闘いには名(迷?)場面が多いです。
ネロンガの光線をまともに受けてもビクともしない余裕を見せるポーズが、なんだか偉そうで威張っていたり、ジラースの首輪を破りとって、闘牛士を気取ってジラースのことをおちょくってみたり。
そうそう、ジラースといえば、ウルトラマンは、この怪獣と力&技比べをするのですが、勝負に勝つと、わははは と高らかに笑うんですよね。

さらに、もっとも面白い勝負がギャンゴとの闘い。
これは、完全にヤンチャ坊主が怪獣をイジめているとしか思えないほど面白い(笑)。
ギャンゴの背中をトントンと叩いて、振り向いたらブン殴るし(笑)。

港湾での戦いなのですが、飛びかかってくるウルトラマンのことをギャンゴがよけるのですね。だから、ウルトラマンは海にザップーン!と落ちてしまいます。

怒り狂ったウルトラマンは、港にいるギャンゴに海の水をバシャバシャとかけて八つ当たりをします。
なーんか、すごく人間くさい、セコい一面を垣間見れるのが対ギャンゴ戦なのです。
さらに、ギャンゴのことを後ろから攻撃もします。
背後にまわったウルトラマンは、ギャンゴの肩をトントンと叩く。「誰ですか?」とばかりにギャンゴが振り向くと、いきなりウルトラマンが顔面にパンチ!
小学生のイタズラかよ、とつっこみたくなるようなセコい闘いかたです(笑)。
で、この話のタイトルは「宇宙から来た暴れん坊」なのですが、これは絶対ギャンゴのことではない。ウルトラマンのことだ(笑)。

息子もギャンゴ戦が大好きで、「お前、また見ているのかよ」というぐらい、ギャンゴ戦のDVDをくり返し見ながら、ギャハハハと笑っています。

そういう私も、「またかよ」といいつつ、つられて一緒にテレビの前にかじりつき、親子と共にギャンゴとの戦いを見ながら「ぎゃはははは」と笑うのです。

で、見終わったら、今度は、布団の上で、息子と対ギャンゴ戦の続きです。
子供の頃、私はいつも友達の家で、布団の上でウルトラマンごっこをして遊んでいましたが、三つ子の魂百までですね。
いまだに、ウルトラマンごっこが楽しいです。

記:2006/10/12

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