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ジャズと映画とプラモの日々:高野雲

とんかつとDJの意外な共通点~とんかつDJアゲ太郎

      2018/04/20

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我田引水的ではありながらも笑ってしまう

少し前に放送されていたアニメ『とんかつDJアゲ太郎』が面白かったです。

とんかつ屋の息子がDJを目指す青春ギャグストーリーなんだけれども、DJとトンカツという意外な組み合わせと、トンカツとDJにまつわる用語や行動様式を強引に結びつけているところが笑えます。

スクラッチの練習の成果がトンカツ屋のテーブルを拭くことに転用できたり、ぬか漬けを取り出すことと、レコード屋のエサ箱からゴキゲンな皿(レコード)を取り出すことと共通しているところなど、かなり強引といえば強引なコジつけっぽくはあるのだけれど、この生活習慣から生み出される技の鍛錬は、『ベストキッド』を思い出したりもしましたね。

それと、やっぱり「ジャンプ的価値観」だな~と思うのが、「友情」。
というか、昨日の敵は今日の強敵(とも)。

DJ対決した相手が、面白いくらいどんどん仲間になってくれている(笑)。

うーん、ジャンプ的。
と思ったら、ジャンプ連載の漫画のアニメ化だったのね(笑)。

お世辞にも上手とは言えない作画かもしれないけれども、なぜか引き込まれてしまう陽の魅力があります。

この陽の魅力の根底にあるのは、やはり主人公・アゲ太郎のポジティブな姿でしょうね。
「ばかポジティブ」とすら言って良いかもしれない。
つまり、滅茶苦茶素直なんですよ。
なんでも前向きに、肯定的に受け止める。
人の悪意も偶然の産物も、すべて素直に「そうか、これはこうだったんだ!」とすべてDJやトンカツにつなげる出来事として腑に落とす彼の超がつくほど前向きで素直な性格が生みだすエピソードが面白いからこそ、毎週笑いながら観ることが出来たのでしょう。

そしてなによりトンカツを食べたくなってしまうんだなぁ、これを観終わると。

記:2016/05/05

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