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ジャズと映画とプラモの日々:高野雲

木曜ドラマ『ハゲタカ』観ながらメモ

   

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第1話

NHKの大森南朋バージョンではなく、今度はテレ朝で綾野剛バージョンの『ハゲタカ』が始まりましたね。

同じ鷲津政彦でも、肉食哺乳類系の大森南朋と、冷血爬虫類系の綾野剛とではずいぶんイメージが違いますね。

でも、行動様式というか根底に流れるものは両者ともに等しく鷲津政彦。

NHK版にはなかった新キャラに「クラウンセンチュリーホテル」のフロントマネージャーが登場。
沢尻エリカが演じる松平貴子。

外資系投資ファンドの社長と、ホテルのフロントが今後どう絡んでいくのかは分かりませんが、とりあえず、この2人、映画『新宿スワン』の主人公でスカウトマンの白鳥龍彦と、風俗嬢・アゲハのコンビ復活ですな。

第2話

『極道の妻たち』をはじめ、『ドクターカー』や、最近だと『コンフィデンスマンJP』や『劇場版 コード・ブルー』など、やな女、いや、やなオバハンが演じればピカイチのかたせ梨乃。

今回も会社私物化の赤字経営傲慢社長の役が光ってましたね。

今回のストーリーは、大塚家具騒動がモチーフ?

第3話

このストーリーを『半沢直樹』に喩えるとすると、主人公の父親が社長で倒産した半沢ネジ工場がワープジャパン(繊維会社)で、主人公の父親を自殺に追いやったが、香川照之ということなんだろうね。

いずれのエピソードも、主人公の敵(かたき)役のほうが味がありますな。

特に、今回の小林薫が「末期の酒や」とシャンパンを飲む姿、渋い!

第4話

毎回ラスト近くや番組中盤で綾野剛がキメ台詞をいうことが多いんだけど、その姿にどうもマンガ的なものを感じ続けていた。

そして、その理由が分かった。

ゴールデン・パラシュート、TOB、ホワイトナイト、マネジメント・バイアウトなどなどの金融用語を発する綾野剛の姿が、まるで、仮面ライダーや戦隊モノのヒーローが必殺技を発するときのような雰囲気だからだ。

なるほど!

NHKバージョンとはずいぶんテイストが違うと思っていたら、テレ朝バージョンは「金融ヒーロー」を描こうという目論見なのかもしれないね。

第4話では、ここのところ悪徳経営者の役が板についてきた高嶋政伸が登場。
ただ、あの悪辣顔には少々食傷気味状態になっているかもしれない。

怪演も、慣れれば凡演、秋の空って感じです。まだ夏だけど。

第5話

何かとボスの綾野剛をライバル視し、張り合い続けているアラン役の池内博之は、年を重ねるごとに外国人っぽい風貌になってきていますね。

誰かに似ているなと思っていたら、そうそう思い出した。

『スラムドッグ・ミリオネア』で主人公を詐欺の疑いで取り調べた刑事(警部クラスのお偉いさん?)に似ていた(笑)。

若い頃はアフロアメリカン系の血が混ざっているのかな?と思っていたけど、最近は中近東系の血が混ざっているかのような貫禄あふれる風貌になってきましたね。

~つづく

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