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ジャズと映画とプラモの日々:高野雲

今、改めて見直したいNHK大河ドラマ『太平記』

      2018/01/09

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真田広之主演 大河ドラマ 太平記 総集編 DVD-BOX 全3枚

今さらながら「太平記」。
今さらながら良い大河ドラマだった(という記憶があります)。

最高視聴率は34.6%、歴代の大河ドラマの中でも最高傑作と言われていることをご存知ですか?

足利尊氏を真田広之が演じた作品で、NHKの大河ドラマの29作目ですね。

いま思えば、当時ライバル的関係(と、マスコミが持ち上げていただけだと思うけど)ゴクミ(後藤久美子)と宮沢りえが共演をしているという点でも、話題を呼んでいたような記憶があります。

戦災孤児の役を、あの柳葉敏郎が演じていたり、高師直を柄本明が演じていたりと、今考えれば、かなり豪華な役者揃い。

というか、適役ですな。

さらに、適役といえば、楠木正成を演じていた武田鉄矢の存在も忘れられません。
一癖も二癖もあり、義理人情に厚い男。金八先生よりも似合っていたんじゃないかな。

最近は、幕末、あるいは戦国時代の多い大河ドラマではありますが、視聴率も最近は低迷してきているのだから、どうせなら「平清盛」みたいに、とことんまでマニアックな歴史の題材を選び、突き詰めていって欲しいですね。

どうせ、見ない人は見ないんだから、だったら、歴史に興味がある人や、歴史マニアを満足させる作りこみと時代考証がなされていた方が良いです。

リアルタイムにおいての視聴率も大事かもしれませんが、CM流さぬNHKは民放ほど視聴率を気にする必要ないわけですし、後々DVD化するわけなんだから、DVDの作品でも後世に残る、何年後に見ても鑑賞に耐えうるクオリティーが高いものを作ったほうがいいと思うのですが。

歴史を扱うのだから、一年完結の短期目線ではなく、リアルタイムに評価されなくても、何年か後に評価されることを考えた、後世に残る作品を長期目線で作ろうという気概と意気込みが必要なのかもしれません。

どうも『毛利元就』のヒット以来、女性目線の茶飲み話的な描写と、うんざりするほど出てくる「いくさは嫌でござりまする~」的な、現代ニッポン人目線というか、現代ニッポン人をまあなんとなく腑に落とさせるかのような、現代的な価値感が下敷きにあるトークが多すぎるような気がするんだけれども、そういうのは必要以上にはイランので、もっと骨太で硬派な作品を残して欲しいものであります。

記:2012/05/23

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