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ジャズと映画とプラモの日々:高野雲

スパイダーマンになりたい

      2018/04/05

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息子の将来の夢は「スパイダーマンになりたい」。

小さい頃から色々な場所で公言しているようです。

高校生にもなって、そんな子どもじみた……と思うかもしれませんが、もちろん赤と青のコスチュームを身にまとって手から糸を出しながら都会を移動し、犯罪を防いだり犯人を仕留めるという特殊能力人間になりたいというわけではなく、「スパイダーマン(的な人間に)なりたい」というような意味です。

私自身スパイダーマンが大好きだったということもあり(小学生の頃、日本版のスパイダーマンに滅茶苦茶感化された世代なので)、やっぱり自分が好きなものは子どもにも伝えたいとい想いがあったのですね。

なので息子が物心つく頃から『スパイダーマン』上映中の映画館に連れていったり、クリスマスプレゼントにDVDを買ってあげたりしていたため、息子は幼少の頃よりすっかりスパイダーマンにハマリっぱなし人生を送っています。

この写真は、小学生のときに『3』に連れていったときのもの。

テンション高まって、映画館の中でマスクしてますからね。

『アメイジング』あたりからは、もう私の手を離れ、友達と見に行ったりしていましたし、最近の『ホームカミング』に関しては、私はまだ観ていないのですが、息子はいち早く見に行ったようです。

それが興じて、MARVELのヒーローものは、ほぼチェックしているというアメリカンヒーロー好きになってしまいました。

高校生にもなって将来何になりたい?なんて親族一同が集まる正月に聞かれたときに「スパイダーマンになりたい」だなんて子どもじみているかもしれませんが、それはそれでべつにイイんじゃないかと私は思っています。

スパイダーマンは、おそらく匿名ボランティアの最たるものですから。

顔を隠して、自腹でコスチュームを製作し、常に地域(ニューヨーク)の危険にアンテナをはっている。ことが起こればいち早く現場にかけつけ、問題解決をして立ち去る。
顔は見せないまま。

サム・ライミバージョンのベンおじさんの言葉「偉大なる力には偉大なる責任が伴う(With great power comes great responsibility.)」。

これがピーター・パーカーの心にきちんと届き、彼はニューヨークを守るために匿名ヒーローになります。

そして、その姿勢がスパイダーマン好きの息子の心に届いているのであれば、職種としての将来像ではなく、生き方としての将来の指針となっていれば、それはそれで良いように思います。

スパイダーマンになりたい、つまりスパイダーマン的でありたい。

この心の基本姿勢、悪くはないと思います。

私は子どもの頃のある時期は『円盤戦争バンキッド』になりたいと思っていたのですが、それはなぜかというと、「家が秘密基地になっているから」とか、「ラスボス(グザレ指令)が地球侵略をあきらめて帰ってくれるから」というような理由でしたから、結局は自分本位。

それに比べれば、匿名男の無償奉仕に憧れるマインドは、自分の利益のことばかりを考えていた私の子どもの頃よりは、ずっと立派なものだと思うのです。

ちなみに、画像はヨドバシカメラAKIBA館にディスプレイされていた等身大のフィギュアです。

う~むリアル、かつカッコいい!

記:2018/01/19

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