カフェモンマルトル

text:高野雲

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HG辟邪(へきじゃ)を東海道線カラーで塗ってみた

   

鋼鉄ジーグカラー

白く無表情な顔面に、黄色と緑のカラーリング。

この配色を見て「鋼鉄ジーグ」を思い出したロボットアニメ好きのおじさんも少なくないのでは?

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『鉄血のオルフェンズ』に登場した辟邪(へきじゃ)というモビルスーツ(以下MS)は、なかなか印象的なカラーリングでした。

私は、この黄色と緑の配色を、もっと濃くしたら面白いのになと思って番組を見ていました。

その後、バンダイから辟邪のガンプラが発売され、しかもとても安い価格だったので、迷わず購入。

早速、組み立ててみました。



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組み立てやすい好キット

いつもの通り、オルフェンズシリーズのキットは、複雑な形状のMSを少ないパーツで効率よく分割しているので、とても組み立てやすい親切設計です。

多分、ニッパーさえあれば、一時間足らずで素組みの制作は完了してしまうのではないでしょうか。

もう少し丁寧に、カッターかデザインナイフでバリを除去し、ペーパーがけをしながら作ったとしても、おそらく3時間、長くても5時間あれば、あっという間に完成するはずです。

パテで表面を荒らす

完成後は塗装に取り掛かるわけですが、下地を塗装する前に、今回もパテでプラの地肌をガザガザに荒らす作業を行いました。

最近ハマっているんですよね。
タミヤパテを指先につけて、ボディの表面に薄く塗る作業が。

これを行うことで、より金属感を強調した鋳造表現を行うわけですが、先日作ったハイゴッグはうまくいったのですが今回の辟邪は、あまり効果がなかったかな。

なかなか、コントロールが難しいです。

東海道線カラー

塗りつけたパテを1日以上かけて十分に乾かした後は、マホガニーや紫などを塗り、下地を塗ります。

下地が十分に乾いたら、ベースカラーとして、オレンジの部分は傾向オレンジ、緑の部分は暗緑色(三菱系)を筆塗りしました。

いずれもクレオスのラッカー系塗料ですが、最初に筆で塗った時は、この2色のあまりの色のギャップに「おいおい、これで本当に大丈夫か?」と不安になってしまったものです。

しかし、ラッカー系のマホガニーやブラックでスミ入れをしたり、クリアオレンジを全体に筆塗りすることで色彩の統一感をはかる作業をしているうちに、少しずつ落ち着いた色調になってくれました。

最後は、ニュートラルグレー、焼鉄色、ホワイトなどでドライブラシをして完成。

ドライブラシをかけた塗料もクレオスのラッカー系です。

通常、スミ入れをするときも、ドライブラシをかける時もエナメル系の塗料(パクトラタミヤやハンブロール)を使用するのが定石なのですが、最近の私は「最初から最後までぜーんぶラッカー系塗料、しかもクレオスだけで仕上げたい」という欲望があり、「ラッカー系塗料だけでどこまで出来るのか冒険をしているのだ」といえば、聞こえは良いのですが、要するに、アクリル系塗料、エナメル系塗料、水性塗料、油絵の具、ウェザリングマスター、パステル、コピックなど、最近は様々な道具が出回っているため、これらの中から最善のものを選択するのが面倒臭いというのが、本当の理由だったりします(怠)。

クレオスのラッカー系塗料は、つや消しのものが少なく、光沢や半光沢のものが多いので、ツヤのコントロールが難しく、また、つや消しにしたとしても、タミヤのアクリルやエナメル系の塗料が持つ、シットリとした感触にすることが難しいので、意のままに使うにはまだまだ時間がかかりそうです。

しかし、だからこそ、ギターで言えばテレキャスター、ベースで言えばムスタングベースのように、コントロールが難しく、モロに演奏者の技量が出てしまう楽器を扱うような感覚で「難しいからこそ面白い」という状態を楽しんでいる今日この頃なのです。

記:2017/07/09

 - 創作