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ジャズと映画とプラモの日々:高野雲

人生ドムだよリックドム~HGUCリック・ドムを作ります!

      2018/10/16

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最初のガンプラ

「人生ドム」と言うと、いささか大袈裟なのかもしれませんが、私、ドムには特別な愛着を抱いております。

だから、敬して遠ざけるというほどでもないのですが、ドムはなかなか手を出せないガンプラの一つでした。

鳥って、生まれて初めて見た生物(物体)を母親と思い込むじゃないですか?

私にとっては、ドムがはじめてのガンプラだったんですね。

最初に作ったのは、弟と一緒に作った1/100のガンキャノンでしたが(MGではない)、これは半分以上弟が作っているのを横から見ていた感じ。

自分のお小遣いで買って、なおかつ初めて色を塗ったのが1/100のドムだったんですね(MGではない)。

初めての塗装

ラッカー系の黒(つやあり)とエアクラフトグレー(つやあり)を、学校で使っている水彩絵の具用の筆でぶんぶん塗ったときの喜びは今でも忘れませんね。

もちろん生まれて初めての筆塗りなので、シンナーで希釈するとか、塗料皿に必要なぶんを移してから塗るとか、そういう知識はまったくありません。とにかく塗料の瓶に筆をつっこんで、べたべたとプラスチックの上になすりつけるという感じでした。

一回なすりつけただけではプラスチックの下地が見えてしまうので、何度もゴシゴシやっているうちに、むらむらになってしまったことを覚えています。

さらに、塗料が乾かないうちに筆で塗った箇所を手で触れて指紋がついてしまったりと、それはまあヒドい出来でしたが、それでも、ヘタクソながらも、プラモデルというものは、プラカラーで塗装をするだけで、素組みの状態とはまったく異なる見栄えになることに衝撃を覚えたものです。

そしてそれには飽き足らず、塗装したドムのモノアイと、左胸にある目くらましライトを光らせてみました。

ハンダゴテで顔面中央や胸に穴を空け、裏からムギ球を仕込んだのです。

内側から光が漏れないように、ボディの裏側をアルミホイルで覆ったり、メタリック系の色で塗装するなどといった知恵はなかったので、顔面の赤い十字中央のモノアイや胸部の円形の箇所がが光るだけではなく、ドムの上半身全体がもわりと光に覆われた感じになってしまったのですが、それでも部屋を暗くして眺めるドムの勇姿は感動ものでした。

これ、私が中1の頃のお話です。
1981年の秋。
第一次ガンプラブームが少し冷えてきたあたりの時期ですね。

塗る悦び

以来、いろいろなプラモデルを作ってきましたが、いまだにプラモを作っては塗装することを飽きもせずに繰り返しているのは(もっとも長いブランクはありましたが)、ドムを生まれて初めて塗ったときの驚きと喜びをもう一度味わいたいからなのかもしれません。

プラスチックに筆で塗料を乗せた瞬間、まるで質感が別次元になる驚き。
これは今も昔も変わりません。

だから、今だに模型作りは組み立てよりも塗装のほうが好きなのでしょう。

リックドムを作ります

話は飛びましたが、このような「ドム原体験」があったからこそ、私はなかなかドムに手を出せないままでいたのですね。

しかし、模型に関しては「デブ専」の気のある私です(人間に対してではないですよ)。
ジ・オやKV-IIを何個も作っている私は、ボリュームたっぷり、重量感のあるメカが大好きなのです。

ドムなんかまさにそうですよね。
言葉が矛盾していますが、スマートなデブ。
だから、ドムのフォルムは美しい。

そろそろ自分の心の中に封印していたドム魂を開放してもいいんじゃないかと思いまして、買ってきました、HGのドム。

これは、地上用のドムと宇宙用のリックドムを選べるタイプのガンプラなのですが、今回はリック・ドムタイプで作ってみたいと思います。

いやいや、ちょっと緊張するなぁ、ドム作り。

シャア専用のMGを作って(途中で崩壊)以来のドムだから何年ぶりだろう?

まずは素組み。
組み立てながら、どんな色で塗ろうか、どういうアプローチで塗ろうかと考えながらドムのパーツと戯れていきたいと思います。

記:2018/10/15

つづく⇒HGUCリック・ドム制作記

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