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ジャズと映画とプラモの日々:高野雲

海ジム~なぜジムに「海」なのかというと/「オレンジのサビ」と「艦底色」の話

   

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HGジムを海っぽく作る

私が「海ジム」を作ろうと思った理由は、それほど大きな理由ではありません。

参考記事:海ジム(ふつうジム)制作記/RGM-79 ジム from 機動戦士ガンダム

なぜ「ジム」なのかというと、これは単純に『ジム図鑑』を見ていたらジムが作りたくなったから。

なぜ「海」なのかというと、サビの表現をしてみたかったから。

海というと、潮。
潮といえば、サビなんですね。

オレンジを使ったサビの表現をジムを練習台にしてみようと思ったのです。

イタ飯にもガンプラにもオレンジが効く!

私、最近好きになった色のひとつにオレンジ色がありまして、過去のガンプラ制作記事をお読みになられている方はお気づきのとおり、ここ1年ほどの間、私がプラモを塗装する際は、蛍光オレンジや、クリアーオレンジを使うことが増えてきているんですね。

「オレンジ万能!」とまで言い切るつもりはありませんが、オレンジは紫と同様、色々なところの隠し味に使えるものすごく便利な色なんですよ。

そういえば、ずいぶん昔ですが、私がよく通っていたイタリアンレストランは、多くのメニューにオレンジを隠し味に使っていました。

非常に鮮やかにすっきりと肉や魚の味わいをオレンジが引き出していて、けっこう大好きなメニューも多かったのですが、かれこれ10年近くも前に閉店してしまったのが本当に残念です。

だからというわけでもないのですが、料理にもオレンジは効果的に使える上に、プラモにも使い方次第では効果的に使えるのです。

ラストオレンジ

Mr.ウェザリングカラーというスミ入れやフィルタリングに重宝する塗料を私は愛用しているのですが、このたび「ラストオレンジ」という新しい塗料を買ったので、サビの表現に使ってみようかなと思っているのです。

ラスト(rust)=錆び。

まさに、錆びを表現するためのプラカラーなのです。

それまではラッカー系のオレンジを使っていたのですが、色の主張が強すぎるため、ちょっとドギツイ感じになるキライがあったため、このエナメル系の塗料をうっすらと薄めて筆でサラッと塗って、さりげなくサビを表現したいと思ったんですね。

サビといっても色々な色がありまして、今回表現しようと考えているオレンジ色のサビは、どちらかというとサビの初期に発生する色ですね。

で、時間が経つほどに、だんだん赤茶っぽくなり、黒っぽくなってくる。

私が今回ジムでやろうとしていることは、海の近くに配備された機体が、うっすら潮風でサビはじめている感じをMr.ウェザリングカラーを使って表現することです。

だから「海ジム」といっても、水陸両用装備的な改造はせず(面倒なのでしないということもありますが)、無改造で色だけで「海の近くのジム」感を出してみたいと思ったのですね。

リアルな赤だぜ艦底色

あとは艦底色ですね。

これも最近私が重宝している色の一つです。

ガンプラで赤を表現する際によく使用している色ですね。

赤で塗るとおもちゃっぽくなってしまうし、ブラウンで塗るともはや赤ではなくなってしまうのですが、この赤と茶色の中間的な色合いとでもいいましょうか、艦底色で塗ると、赤は赤でも実際にMS(モビルスーツ)が存在するとしたら、こんな色になるんだろうなと思わせるリアルな感じが出てくるんですね。

港などにいって船を見ると、多くの船の喫水船の上あたりからは赤っぽいサビ止めの塗料が塗られていることが分かりますが、その色ですね、艦底色は。

だから、個人的には「港=海の近くの色」というイメージが強いのですよ、個人的には。

よって、今回の「海ジム」にも艦底色は当然使おうと思います。

まずは脚部の足先の部分ですね。
それと盾の色にも使おうと思います。

ジムの足先の赤い部分を艦底色で塗るだけでも、グッと締まりが出てくるんじゃないかなと思います。

実際、海水にいちばん接しやすい箇所ですから、サビ止めの艦底色を塗るのは当然といえば当然かもしれません。

で、船のように艦底色を塗った後はフジツボなどをプラ屑で作ってペタペタと貼り付けるとか。
……いや、それはさすがに気持ち悪いからやめておこう(笑)。

記:2018/05/02

 - ガンプラ