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ジャズと映画とプラモの日々:高野雲

素組み!/RX-78-2ガンダム(HGUC)from 機動戦士ガンダム

      2018/04/30

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賛否両論のリヴァイヴガンダム

先日、『ガンダムOO』に登場するOガンダムを素組みで作ったんですが、すっかりそのシンプル・イズ・ベストな魅力の虜になってしまいまして、さらにシンプルなガンダムといえば、そりゃもう当然原点であるファースト・ガンダムっしょ?!ってことで、まだ手をつけていなかったリヴァイヴのガンダムを作ろうという思うにいたりました。

押入れからリヴァイヴ召喚!

そういえばまだ作ってなかったのよね~。

脚長すぎ&顔小さ過ぎ
⇒こんなんガンダムじゃね~!

抜群の可動範囲とプロポーション
⇒これぞ時代に合ったガンダムじゃ!

などなど賛否両論が一時期激しく交わされた「問題作」なガンプラなのかもしれませんが、作ってから自分自身で判断しよっと。

とはいえ、私、リヴァイヴシリーズって、世間で悪く言われているほど悪い印象持っていないんですよね。

ガンキャノンもギャンもキュベレイも作っていてなかなか楽しかったし、完成した後も、「おぉ、カッチェぇ~!」と単純に興奮してましたから。

>>HG ガンキャノン(REVIVE)制作記
>>HGUCギャンREVIVE塗装レポート
>>HGキュベレイ(REVIVE)制作レポート

ま、それはジャズのスタンダードと同じで、定番&原点なものであっても、時代とともに解釈やアプローチが変わっていくほうがむしろ当然だと思っている私としては、クラシック寄りの「オリジナル原理主義者」的なガチガチな発想よりも、ジャズ寄りの「いいものはどんどん自分たちの手でカッコよくしちゃえ!」的な柔軟かつ軽やかな遊び心のほうが好きですね。

だから、リヴァイヴに関しても「こういう解釈だってアリなんじゃない?だって、しょせん(と言っては失礼かもしれないが)実物が存在しないものを立体化しているんだから。」と思っています。

それに実物が存在する車や飛行機のようなスケールモデルだって、人間の目線の高低の違いによって受ける印象の違いを考慮して、縮尺率に多少ウソをついているわけだしね。

特に車の模型は、馬鹿正直に縮小したものを上から見下ろすと扁平に見えてしまいがちなため、縮尺率を微妙に変えてシャープに見せるようにしています。

実物が存在するスケールモデルでさえそうなのだから、ましてや実物が存在しないガンプラにおいては、もっともっと解釈の自由度があってもいいんじゃない?と思っています。

その一つの試みであり、ひとつの解釈の解答がリヴァイヴシリーズだと思っています。

ブルーノートだって、「生音では実際にはこんな音出してねぇよな音」が売りのレーベルですからね。
しかし、実際とは違う中低域を強調した音のほうがジャズ的であり、むしろ生々しいリアルさを感じるわけです。

ジャズもガンプラもそのへんは一緒だと私は考えています。

ヘンに堅苦しく考えず、自由に遊ぼうよな精神でいきたいものですね。

というわけで、作ります!
あーるえっくす78、ガンダムっ!

箱の中

リヴァイヴガンダムの箱の中身です。

パーツがはいった袋が2つと取説(取り扱い説明書/設計図)。

シンプルです。

この少なそうな部品だけで、抜群の可動範囲を誇るというリヴァイヴ・ガンダム。

いったいどういうパーツの構成で完成品になるのか。
これから作るのが楽しみです。

ランナー、シール、ポリキャップ

袋を破ってランナー、シールなどを取り出して並べてみました。

ランナーは3枚。

塗装をする場合の塗料の調合は取説(取り扱い説明書/設計図)によると以下の通りです。

・本体等ホワイト部
 ホワイト:100%
 ペールグリーン:少量
 グレー:少量
 イエロー:極少量

・胸等ブルー部
 インディブルー:60%
 ホワイト:40%
 ブルー:少量

・腹部等レッド部
 モンザレッド:85%
 イエロー:15%
 グレー:少量

・インテーク等イエロー部
 イエロー:60%
 ホワイト:30%
 オレンジ:10%

・関節等グレー部
 グレー:80%
 ブラック:20%

いやぁ~、けっこう本気で設定色に近づけようとして塗料を調合するとしたら、けっこう面倒な色が多そうですな。

Aランナー

Aランナーです。

赤、青、黄、そしてクリアイエローと、色彩賑やかな多色成形ランナーですね。

Bランナー

真っ白オンリーのBランナーです。

光加減によっては蓄光性塗料を塗ったプラスチック素材のようにも見えます。

ペールグリーンとグレーを少量、そしてイエローを極少量混ぜると、こういうテイストの白になるんでしょうかね。

白だけを単体で見ると、兵器というよりは優しく柔らかなオブジェの部品群に見えてしまいます。

Cランナー

武器類、関節類、マニピュレーターなどのパーツが集約されたCランナーです。

黒に近い濃い目のグレーです。

濃いパーツはニッパーで切り離した時の白化(白濁)に気を付けなければなりません。
目立ちますからね。

慎重に切り取るようにしなくては。

クリアパーツ、シール、ポリキャップ

ポリキャップ、ビームサーベルのクリアパーツ、シールです。

シールを見てみると、下腹部の「赤地に黄色いVの字」のところは、シールで再現なんですね。

また、オデコと後頭部に貼る四角く赤いセンサーのシールは小さいため、これはデザインナイフを使って慎重に剥がして貼るしかないでしょうね。

また、銀色の四角いシールが二枚あるのですが、これはなんじゃらほい?と思ったら、目のシールなんですね。

このキットではガンダムの目の表現は選択式で、両目のシールをそのまま黄色いクリアパーツの上に貼るか、もしくは下地に銀色のシールを貼った後に黄色のクリアパーツを貼るかを選べるようになっているんです。

今まで作ってきたガンダムは「両目シール」を貼る方式だったので、今回は、銀の下地にクリアパーツをかぶせる方法を選択しようと思っています。

取説(取り扱い説明書/設計図)

ざっくり取説(取り扱い説明書/設計図)です。

取説の解説を読んでいたら、アムロが操縦したガンダムが活躍した期間って3ヶ月間だったんだね。

もっと長い間ホワイトベースは各地を転々とし、それと同時にガンダムも活躍していたのだと思っていました(半年前後くらいとか)。

この3ヶ月という短い期間の中、サイド7からルナツー行き、大気圏突入し、再び宇宙に飛び立ったホワイトベース。
その間、リュウ・ホセイが戦死して、セイラが「家出」して、アムロが「家出」して、カイも「家出」して、カツ・レツ・キッカも「家出」して(全員戻ってきて)、アムロがマチルダさんに恋をして、ブライトがミライに恋をして、ミライがスレッガーに恋をして等々、ガンダムを搭載したホワイトベースの中では忙しい人間模様が3ヶ月の間に繰り広げられていたというわけですな。

ホワイトベースのクルーにとっては、この3ヶ月は、人生の中においてはもっとも濃縮された期間だったに違いありません。

それに比べると、ゼータでアムロがカミーユに出会うまでの7年って、めちゃ長い期間ですよね。

パイロットとして活躍していた期間のじつに28倍もの間、アムロは連邦軍に「危険人物」としてゆるやかに監視される生活をしていたのだから。

死ぬほど退屈だったに違いありません。
飛行機をモビルスーツにぶつけたくなる気持ちも分かります(笑)。

顔の組み立て

ガンダムの顔を組み立てました。

選択式の「目の表現」ですが、今回は銀のシールの上にクリアパーツをかぶせる方式を選択しました。

銀シールの上にクリアパーツをかぶせたところ。

後頭部パーツに乗っけて、

前パーツをかぶせて、

V字型アンテナを取り付けて出来上がり!

やっぱり、ガンダムを作っているときは、顔の組み立てが一番緊張します。

胸部の組み立て

ガンダムの胸部を組み立てました。

そうそう、このカタチこそが原点!

最近は、複雑な形状や凝ったカタチのガンダムを作ってばかりだったので、こういうシンプルなカタチの胸部を作りながら眺めていると、なんだか心がホッとします。

後ろから見ると、こんな感じ。

これに頭部をドッキング!

背部はこんな感じ。

そして再び正面から見ると。

いいねぇ~、いいですね~。

ランドセルを装着

ガンダムのランドセルです。

今はバックパックと呼ぶことが主流のようですが、ガンダムに限っていえば、バックパックよりはランドセルと呼びたいです。

背中に装着!

これを見ると、ビームサーベルを装着したいのは山々ですが、我慢ガマン。

全身を組み立てた後にしたいと思います。

コアファイターのない腹部

リヴァイヴガンダムの腹部です。

胸部とドッキングさせると、こんな感じ。

横から見ると。

曲がります。

昔の300円の1/144の頃のガンダムからは信じられないギミックではあります。

もっとも、そのぶんコアファイターが腹に収まらないということもありますが(それに、コアファイターが中に入っていたら、こんなに曲がりませんし)、昔の300円(税抜き←というより、そもそも消費税なんてものがなかった時代の値段)もコアファイターはなくて、1/100スケールには付属していましたね。

個人的にはコアファイターはべつになくても全然かまわないと思っています。

ガンダムORIGINの場合になると、そもそもコアファイターは最初の時点では内臓していませんでした。

ORIGINについてwikiで調べると、こう書いてあります。

(作者は連載直前のインタビューで)「コア・ファイターは玩具化のための設定。リアリティがないから使わない」と語り、当初コア・ファイターはガンダムに内蔵されていなかったが、ジャブローでガンダムを大改造する際にアニメよりも脱出ポッドシステムとしての色彩をより強めたものとして内蔵されている。

個人的には、この解釈が好きですね。

ま、後半、というか戦争終盤のガンダムの腹にコアファイターがなければ、最終回のラスト近くのシーンも成立しなかったわけですが(アムロは大破したガンダムからコアファイターを分離させ、それに乗ってア・バオア・クーを脱出する)、途中か「脱出ポッド」的な色合いで改造されるという新たな設定のほうがリアリティが感じられます。

それにしても「赤腹」は目立つなぁ。

腰部の組み立て

腰部を組み立てました。

中央のVの字マークの箇所はシールで再現するようになっています。

お尻側から。

バズーカを支えるパーツをくっつけてみました。

上半身とドッキング!

わっ!ガンダムだ!
……って当たり前なんですが、なんか黄色いブロックがある腰のパーツがくっつくだけで、ものすごく「ふつーのガンダム感」が醸し出されますね。

後ろから。

シンプルでカッコいいですね。

脚部の組み立て

脚部を組み立てました。

じつによく曲がります。

動かしているときのグニャリ具合がなかなかグニャリひょんな感じで気持ちよいのですが、動かしすぎると、ユルユルになってしまうので注意が必要です。

ボディとドッキング!

不思議だ……、ない腕が見える……(嘘です)。

後姿はこんな感じ。

あとは腕と武器ですな。

腕の組み立て

ガンダムの腕を組み立てました。

よく曲がります。

しかし、この曲がり方はほかのガンプラでも珍しいことではありません。

さらに凄い可動域がこの後あきらかに!

まずは胴体に接続。

そして、肩を動かすと、あらまぁ、こんなに肩が上がるんですか?!

顔を取ると、もっと奥まで曲がります。
きっと、最終回の有名なあの「ラストシューティング」を再現できるようにしようという意図があったに違いありません。

肩を上に上げて遊んでいたら、昇竜拳のようなポーズになってしまいました。

おんもしろいキットだわ~、リバイブガンダムは。

手(マニピュレーター)

マニピュレーター、いろいろあります。

グーに比べると、パーはかなりデカい気がします。

グーの状態のマニピュレーターを取り付けてみました。

ジョジョっぽいポーズをとらせると、より一層パーのデカさが際立ちます。

やっぱり、パーはデカいですね。

パッケージのイラストのようなポーズを念頭に置いた大きさなのかな?

ま、カタチに表情があっていい感じではあるのですが。

ビームサーベル

ビームサーベル2本です。

持たせてみると、かなり長いです。

ここのところ長いビームサーベルのガンプラばかり作っているような気がするのですが、長いのは最近の流行なのかな?

ビームのピンクパーツを抜いて、背中のランドセルに収納!

これで本体が完成しました。

ビームライフル

ビームライフルを組み立てました。

黄色のギョロ目(照準)が、今となっては懐かしいデザインに感じます。

持たせてみました。

照準機が、かなり大きいことに改めて気がつきます。

シールドの組み立て

シールドを組み立てました。

表側。

裏側。

背中に背負わせることもできます。

左手に持たせて、標準装備っぽく。

あとはハイパーバズーカを残すのみとなりました。

ハイパー・バズーカの組み立て

ハイパー・バズーカを組み立てました。

ヒザ立ちガンダムに持ってもらいました。

直立ガンダムのお尻にセットしてみました。

「アムロ行きます3秒前」な感じが漂う背中ですね。

完成!

リバイブガンダム完成しました!

腰にハイパーバズーカを装着した重武装なガンダムも魅力的ですが、やっぱり盾とビームライフルの2点軽装備が良いですね。

シンプル・イズ・ベストな後姿。

まったく塗装しないでも、ここまでのクオリティなんだから恐れ入ります。

ただ、白いパーツが微妙に黄緑色の成分がまざっていて、なんとなく蓄光性塗料が塗られた感じの成型色が個人的にはオモチャっぽいかな~、と。

それでもプロポーションは現代風でカッコ良いしよく動くし、しかも安いし、と、言うことなしのキットです。

特に肩の可動範囲の広さは驚き桃の木でした。

HG初期のガンダムと共に。

HGUCのガンダムが出た時も、昔のガンプラに比べると随分スタイル良くなったな~と思ったものですが、さらにスタイルが細身になっています。

ファッション誌のカリスマ的なモデルも、時代ごとに賀来千香子⇒観月ありさ⇒蛯原友里⇒山本美月と変遷を遂げているように(特に80年代に観月ありさがデビューした時は、「驚異の8.2頭身」と従来の日本のモデル体型を覆すほどのインパクトを世間に与え、ある意味革命的な出来事だったと記憶しています)、ガンダムの体型も時代ごとに変化していくのでしょう。

音楽も、時代とともにスピード感がシャープになってきていますが、それと同じような感じかな?

脚の長さが全然ちゃいますね。

少ないパーツでさくさく組めて、すぐに完成。
完成したらカッコいい。
しかも、可動範囲が広いので色々なポーズが取れる。
そして、ポーズがいちいちカッコいい。

なかなか良いですよ、リバイブガンダムは。

記:2018/04/15

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