若い女性と飲んでいると、よく中年エロおやじにヤッカミ&からまれる 2001/10/04

不況、不況はといっても、このギョーカイにおいては世間を覆っている沈鬱として鬱屈とした「気分」と照らし合わせてみると、その人の能力や才能と比すと破格というか、法外な収入を得ている「カタギな」人たちも中にはいるわけで、たとえば某テレビ局の社員なんかは、私と同じ年齢で年収が一千数百万だったりするところもあったりで、だからというわけでもないが、40や50を過ぎても未だ独身一人暮らしで、1ヶ月の家賃が10数万から20数万のマンションに一人で住み、銀座や六本木の飲み屋で、ちょっと可愛い女の子がいると、チョッカイを出して楽しんだり、「何が欲しいの?欲しいのがあればいってネ」とか、「俺のマンションに一緒に住まない?」などといったオヤジ的殺し文句と、醸し出す「ギョーカイ・フレバー」をブレンドさせれば、時にはアタマと下半身の緩い女が引っかかってくれることもあったりするわけで、それに味をしめて得意がっているワケのわからないオヤジは百鬼夜行的にテレビ、代理店関係には意外と多く、そういうワケわからんオヤジの粘着質的口説き攻勢を、クールな顔でサラリとかわすことが得意な上に、逆にそういうオヤジ連中を結局は仕事で自分の都合のいいよう動かし、コントロールする才に長けている美人OLにして25歳の人妻Σ嬢と六本木で飲み。

というか、店のカウンターで、二人で酒をしんみりと楽しみながら飲んでいても、突然、前述した類のギョーカイオヤジが「職業、なんですか?女優さんですよね?」といったような、ベタで恥ずかしい挨拶文句でハエのように彼女に群がってくるんだよなぁ、すごく鬱陶しいが、この年になって、妻子ある身が、喧嘩沙汰のトラブルを起こして店の中で立ち回るのも馬鹿げているので(酒の席での喧嘩なら自信はあるのだが)、目線だけはオヤジから目を逸らさず、ふざけた物言いで、遠回しにチクチクとオヤジが周囲から失笑を買うような言葉のジャブの応酬でなんとか遠ざけ、結局オヤジとその部下2人はおどけながら店を去ってくれたので一安心だが、ドアを開けて店を去るときの私にくれた一瞥が、言葉に翻訳すると「この若造が、いい気になりやがって」といった眼差しだったので、私も「情けないエロ中年、かくも哀し」という念を込めた視線を彼に送り返しておいた。

自腹をきってプライベートで飲む以上は、楽しく、気持ち良く飲みたいし、私は美人や、可愛い子や、頭の回転の早い子や、アドリブが効いてキチンと「会話」の出来る女性が本当に大好きだから、そういう女性と飲む方が、より一層楽しく気持ちよい気分になれることは言うに及ばず、さいわい、そんなワタクシゴトキと一緒に飲んでくれる心の優しい美人や可愛い子が少数ながらもいてくれることが、生きていて楽しい理由の一つなのだが(大袈裟)、それでも、酔っぱらいオヤジが来るような店で飲むときは、店の中で目を惹くような女性を連れていると、時々ヤッカミとカラミが突然身に降りかかることもあるわけで、それらのヤッカミを「剛」ではなくて「柔」な姿勢で軽くサラリとかわして、自分も相手も周囲も傷つけないようなスマートな身のこなしを身につけ、洗練させてゆきたいものだ。

三文日記

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