カフェモンマルトル

高野雲の雑記帳。音楽・映画・読書・模型。

渋谷タミヤ展示会 高田馬場ジャムセッション イタ飯・山形牛のグリル 2002/03/30

   

息子と一緒に渋谷へ出かけ、パルコパート3のスクエア7で催されている、タミヤのプラモデルの展示会を見物したが、興味深いパッケージやジオラマが多く、出展されていたアイテムの点数はそれほど多くはなかったが、興味深い展示物が多いな、などと思いながら、じっくりとジオラマに見入っていると、息子が会場出口にあるタミヤの製品の販売コーナーから「夜間戦闘機・月光」のプラモの箱を持ってきて、「ひこーき、ひこーき、かっこい、これ見るよ、買って」とオネダリされてしまい、たしかに私も「夜間戦闘機・月光」には特別な思い入れがあり、呑みの締めに食べる牛丼や蕎麦以上の愛着を感じている戦闘機なのだが、これを買っちまうと、家中が、作っていないプラモの箱だらけなりそうな気がしたので、慌てて息子をタワーレコードへ連れて行き、先日もどこかの新聞の夕刊(たしか産経か毎日)の記事で評判の良かったポンタ・ボックスと吉田美奈子の共演盤の新譜を買おうと思って試聴をしてみたが、想像以上にツマらん内容で、単にウマイ人達が、単にジャズのスタンダードを、単にお上手に演奏しているだけなんだなーとしか感じられない内容だったので(もちろん贔屓にしているミュージシャンが、“ただ単に演奏しているだけ”の内容なら嬉しくなるのだろうけど、ポンタ・ボックスにも、吉田美奈子にも特別な思い入れは無いので)ガックリきているところに、息子がそのCDの隣にあるCDを「父上、父上、ベース、ベースだよ!」と手渡すのでジャケットを見ると、「キングレコード/低音シリーズ/ベースの快楽/キングレコードが世界に誇る低音王・藤原清登/ジ・“イン”・クラウド」などと書いてあって、そそるキャッチではあるが、なんだか誇張臭さがプンプンするなと思いつつも、このCDも試聴が出来たので、息子と一緒に聴いてみると、「こりゃスゴイ!」なベースの生々しい音色と、躍動感溢れるリズム、それに選曲のほとんどが“ファンキー・ジャズ”と呼ばれている親しみやすいナンバーばかりで固めているところがそそる上に、ベースの弦を思いっきり引っ掻くように力強く弾きながら、ドラムとのデュオで「ワーク・ソング」まるまる一曲を演奏しきってしまう“男気”に親子揃って感動し、良いアルバムを見つけたとニコニコ顔で、この藤原清登の『ジ・“イン”・クラウド』と、ワーデル・グレイのCDを購入した。

高田馬場に寄り道をし、久々に「intro」のジャムセッションに参加、息子は相変わらず茂串マスターのパワフルで勢いのあるドラムに釘付け、私といえば、ひさびさの4ビート演奏に冷や汗をかきながらベースを演奏したが、ビールを何杯も飲んでいるせいか、あるいは店内が満席&立ち見状態になってきたあたりから、「えーい、どうにでもなりやがれ、俺は俺じゃ」と開き直って《オール・ザ・シングズ・ユー・アー》のベース・ソロを弾きまくったあたりから、ウマイ人達に囲まれてちょっと萎縮していた気持ちがふっきれたような気がした。

女房を近所のイタ飯屋へ呼び出し、息子と3人で遅い晩飯、山形牛のグリルが滅茶苦茶旨かったが、イントロでかなりの量のビールを呑んでいたからか、ものすごく腹が減っていたので、それ以外のコース・メニューも頬の肉が落っこちるほど旨かった。

 - 三文日記