【三文日記】2002年8月

      2024/04/09

amagumo

8/1(wed)

代官山、渋谷、原宿。

ものすごく暑い一日。

仕事で遅くなり、帰宅したのは12時過ぎだったが、息子が玄関で待っていてくれて、「ちちうえ、たんじょーびおめでと」と言ってくれたのには感激した。

8/2(fri)

仕事で、ほぼ徹夜。

オレンジペコーの『Organic Plastic Music』を聴くも、どの曲も悪くはないし、私の聴きこみが浅いということも大きいのだが、現時点では、どれもこれもが同じような内容に感じてしまう。

岩浪洋三『モダン・ジャズの名演名盤』(立風書房)読了。

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8/3(sat)

午前中は、カバンを買ったり、丈を直したスーツを取りにいったり、ウォークマン用の新しいヘッドフォンを買ったり、ちょっと高めのレコーディング用のシールドを買ったりと、買い物三昧。

息子におもちゃ屋で仮面ライダークウガのアルティメットフォーム(凄まじき戦士・黒のクウガ)のソフビを買ってあげる。

晩飯は、よく行くイタ飯屋で、今朝、築地で手に入ったという上質な真鯛を丸ごと一匹包み焼きにしてもらったものをシャルドネとともに。

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8/4(sun)

息子を連れて渋谷へ行き、ディスク・ユニオンにて、

マリオン・ブラウン『ライブ・イン・ジャパン』(Diw)
ケニー・バレル『イントロデューシング』(Blue Note)
ソニー・クリス『アイル・キャッチ・ザ・サン!』(Prestige)
カーティス・フラー『カーティス・フラー vol.3』(Blue Note)
チャールス・ミンガス『道化師』(Atlantic)
フィル・ウッズ『フィル・トークス・ウィズ・クィル』(Epic)
を購入し、息子は店員から貰った寺島靖国氏の直筆による「新しいJazzを聴け!」ウチワを貰って、センター街を闊歩していた。

後、東急ハンズ近くのスタジオへ移動し、椎名林檎のバンドオフ会の腫瘍(?)メンバーが集まった“小バンオフ”的な林檎の曲のセッションを3時間ほど。

後、居酒屋で打ち上げをし、帰宅後、餃子と牛丼の晩飯を喰って読書。

8/5(mon)

無性にホープ軒のラーメンが喰いたくなったので、吉祥寺へ行き、ホープ軒で“チャーシュー&味付け卵入り・固め・辛め”を喰った後、ディスク・ユニオンに寄り、
アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ『スリー・ブラインド・マイス vol.1』(Blue Note)
アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ『スリー・ブラインド・マイス vol.2』(Blue Note)
ジョン・コルトレーン『デューク・エリントン&ジョン・コルトレーン』(Impulse)
ハリー・コニックJr.『ヴォケイション』(CBS)
チック・コリア・アンド・フレンズ『バド・パウエルへの追想』(Stretch)
メル・トーメ『シング、シング、シング』(Concord)
を購入。

ジャズのCD、増えるのは良いのだが、平日は自宅で聴ける時間はほとんど無く、じっくりと聴き込める枚数って、3日に1~2枚がせいぜいなので、ただ増えるだけというのも考え物だ(もっとも買うCDのほとんどが既聴のものだが)。

司馬遼太郎『竜馬がゆく(一)』(文春文庫)読了。

8/6(tue)

住んでるマンションが、ようやく常時接続高速回線を引くことになり、先週、我が家にも専用のモデムが届いていたので、本日ようやく設定作業をすることが出来た。

当たり前だが、今までの電話回線に比べると、たしかに速い。

中山康樹『ジャズを聴くバカ、聴かぬバカ-超裏口入門編』読了。

8/7(wed)

暑い一日だったが、こういう日こそ、熱いラーメンがうまい。

息子は、毎日保育園でプール三昧のようだが、羨ましい。

晩飯は、女房&息子と和食ファミレス。

8/8(thu)

地均しをキチンとやった土地ほど高い建物の建造が可能だが、地均しをなおざりにした土地の建造物は、傾くか、崩壊するか、そこまではいかないにせよ、少なくとも危険なので高くは建てられない。

当たり前だが、楽器の修練もそれとまったく同じで、やはり高校や大学時代にブラバンやオーケストラをやっていたプレイヤー、もしくは、たとえ数ヶ月でもきちんとレッスンを受けた人の演奏には一本の筋がキチンと通っているような安定感があるので、安心して共演出来ることが多いが、その逆の、ニワカ仕込みで「好きな曲を楽しく弾ければそれでいいぢゃん」な人の演奏って、味のある一瞬も無いわけではないが、やはり自己満足の域を出ないことが多い上に、あるレベルに達するとピタリと成長、進歩が止まってしまい、結果、ヘタクソなまま「楽器歴■年です」みたいな事態に陥るのだろうし、実際そういう人が結構多い(それが悪いとも言っているわけでもない)。

寺島靖国・編著『楽器でJAZZを楽しもう』(河出書房新社)読了。

8/9(fri)

TBSのスタジオにて、レコーディングの立ち会い。

そそられる本が多いので、ここのところ、一日に一冊のペースで本を買っているが、買う速度に読む速度が追いついていない。

Webデザイナーより、「jazz albums」内のページの“微ニューアル”案が届き、早速チェックしてみるが、さすがにプロの仕事だけあって、私がデザインしたページの雰囲気をうまく残しつつ、なおかつ、私のデザイン特有の刺々しさが、うまく緩和されたデザインになっていたので、早速この新フォーマットを採用することにした。

8/10(sat)

新宿のスタジオで、月末にライブを予定している「タフタフ」の練習。

仮面ライダーアギトの29話~32話を観る。

山口敏太郎『江戸武蔵野 妖怪図鑑』(けやき出版)読了。

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break

8/11(sun)

自宅にて、新バンド(?)の顔合わせ会(?)というか、曲の打ち合わせ。

女房&息子と、近くのイタ飯屋で魚料理を中心としたコース。

近所のCD屋で、レッドベリー『レッドベリー』(Sonny Records)、ビートルズ『ザ・ビートルズ・アンソロジー』(Apple)を購入。

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8/12(mon)

息子を連れて秋葉原へ行き、Mac館、LAOXのComputer館、秋葉原デパートのホビーフロアなどを回る。

『仮面ライダーアギト』の第33話から41話までを観る。

杉山賢一郎・石本浩司 『最新版 ゼロから始めるインターネット』読了。

8/13(tue)

ベースを始めた女性から、「低音調教志願」を前々からされていたので、予定を何も入れていない本日、自宅に彼女を招待し、お望み通り低音調教。

スジがいい上に、特にこちらがやかましく言わなくとも、力の抜けたフォームが美しく、ゴルフのスイングなんかもそうだが、女性は男性よりも「型」がしなやかなんだなと改めて思う。

うまいラーメン屋を発見、しばらく病みつきになりそうだ。

8/14(wed)

息子を連れて、後楽園でやっている「仮面ライダーショー」へ行く。

興奮しまくって変身ポーズやかけ声を絶叫する息子も息子だが、親の私もけっこう興奮してしまい、変身ポーズを3回ほど。

実際に人を呪って実験してみることがウリのドキュメントビデオ、『恐怖の人体実験・呪いのわら人形』を観るが、つまらなかった。

8/15(thu)

休日出勤の後、秋葉原へ行き、使っているiBookに保存しているメモリが増えてきたので、60GBの外付けハードディスクを購入。

女房&息子と近所のパスタ屋で晩飯。

司馬遼太郎『竜馬がゆく(二)』(文春文庫)読了。

8/16(fri)

暇だったので、「2ちゃんねる」のジャズのコーナーを初めて覗いてみたが、「ジャズ評論家になりたい」というスレッドで自分のことが書かれていたので、ビックリ。

ただし、誹謗中傷が書かれているわけではなく(安堵)、「おまえたち、真の天才評論家の名文を読め!」と、私のメルマガとHPのアドレスが載せられていたので、最近のメルマガの読者数の増加は(祝・2000突破)、この書き込みが影響しているのかもしれない。

『仮面ライダーアギト大百科』(ケイブンシャの大百科)読了。

8/17(sat)

息子と買い物に行き、グロテスクさがなかなかリアルに再現されているアナザーアギトのソフビを買ってあげ、私は書店で数冊本を購入、どんどん未読の本が貯まってゆき、このままだと天井まで届きそうな勢い。

夕方、自宅で明日の野外ライブの練習、のち、和食ファミレスで晩飯。

明日のライブの出演料というか、お手伝い料ということなのだろうか、共演相手からヤマハの15年ぐらい前に出ていたオレンジモデルというアコースティックギターを貰った。

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8/18(sun)

上野池之端水上音楽堂にて「sl@sh」の野外ライブを行ったが、朝から雨だったので、ウッドベースの運搬が心配になり、時々利用している、六本木で呑んだ帰りに安い金額で家まで運んでくれる運転手さんに電話をしたら、幸い予定が空いていていたので、彼に迎えに来てもらい、車でウッドベースの運搬してもらった。

女房&息子と、近所のイタ飯屋で、メインディッシュが岩手産の単角和牛のグリル・マルサラソースがけのコース。

息子にねだられて、『劇場版 仮面ライダーアギト ディレクターズカット版』のDVDを購入。

8/19(mon)

台風が去って以来、涼しく快適な気候になってきた。

空も澄んで気持ちが良い。

内田麟太郎・文、大島妙子・絵 『こわくない こわくない』(とことこ絵本/童心社)読了。

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8/20(tue)

忙しく、HPの更新や、メルマガの配信が滞っている。

六本木で呑み。

月が、眩しい。

8/21(wed)

涼しく、過ごしやすい気候になってきた。

だからよく寝れること、寝れること。

Eric Teruelのピアノと美旋律を聴きながら、快適な夜。

8/22(thu)

久々に新宿の中村屋でカレーバイキング。

六本木でボーグ星人と飲み。

司馬遼太郎 『竜馬がゆく(三)』(文春文庫)読了。

8/23(fri)

最近「recosell」というサイトにアルバムレビューを投稿している。

このサイトは、投稿者をレコメンダーと呼び、「レコメンダーミシュラン制度」という格付け制度を導入しているが、先日このサイトから二つ星の認定を受け、本日「★★認定ステッカー」が送られてきた。

『北の国から』の総集編を観る。

8/24(sat)

明日のライブに備え、サボリ気味だったベースの練習を少しばかり。

『仮面ライダーBLACK RX』の45話から47話(最終回)を観る。

ポール・R・シーリィ(著)・神田昌典(監訳)『あなたもいままでの10倍速く本が読める』(フォレスト出版)読了。

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8/25(sun)

息子とおもちゃ屋へ行き、G3-Xのソフビを買ってあげる。

タフタフのライブを六本木「バックステージ」にて。

ジグ・ジグラー(著)・田中孝顕(訳)『ジグ・ジグラープログラム入門編 潜在能力超活性化ブック』(きこ書房)読了。

8/26(mon)

昨日のウッドベース運搬&演奏でくたびれ気味の腰を「手もみん」でマッサージしてもらう。

女房&息子とよく行くイタ飯屋へ行き、牛の煮込みやグリルのコースの晩飯。

ハロルド作石『BECK 11巻』(月刊少年マガジンコミックス)、島田和幸/写真・倉本聰/監修『「北の国から」メモリアルアルバム』(フジテレビ出版)、司馬遼太郎『竜馬がゆく(四)』(文春文庫)読了。

8/27(tue)

ブラッド・メルドーの『ライブ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード・ジ・アート・オブ・ザ・トリオ vol.2』をプレゼントされたので、自宅で2回ほどリピートして聴く。

メルドウは何枚か持っていて、決して嫌いではないのだが、独特の涼しくて物憂げな雰囲気、そして時折ちょっとヤバい次元までイッてしまうところなどは彼ならではのワン・アンド・オンリーな音世界だということは重々承知しつつも、それでもやっぱり、現時点においては胸にグッとくる要素の乏しいピアノだと個人的には思うので、手放しに好きなピアニストだとは言えない部分がある。

みずしまあけみ『-いっちゃん4歳のおしゃべり- あ、かげがキリンになった!』(宝島社)、小池直己 編・著『使える!英語 単語は耳でつかむ!』(宝島社新書)読了。

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8/28(wed)

また少し暑くなってきたので、呑み(暑くなってきたというのは完全な言い訳ですが)。

石川徹也『日本の山を殺すな!』(宝島社文庫)読了。

オビには「報道されていない隠された山岳開発の実態!」と記されているとおり、予想以上にひどい日本の各山々の現状がよく分かり、かつ今後の「山国・日本」の今後も考えさせられる内容だった。

8/29(thu)

相変わらず仕事が忙しい。

水天宮の窯焼きピザの旨いイタ飯屋で、部署の飲み会。

神田昌典『あなたの会社が90日で儲かる!』(フォレスト出版)読了。

8/30(fri)

終電終了から一時間半後という非常に中途半端な時間に仕事が片づく。

なので(なので?)、六本木で呑み。

司馬遼太郎『竜馬がゆく(五)』(文春文庫)読了。

8/31(sat)

秋葉原にて、一週間後に迫った“ぱぴヨンズ野外ライブ”の練習。

練習後、ドラムの子と秋葉原デパートの3F・オタクフロアにて、ガチャガチャ、UFOキャッチャー、コスプレ店員の喫茶店でお茶。

女房&息子と近所のイタ飯屋へ行き、二人とも胃袋が“魚モード”になっていたので、スズキやサーモンのコース。

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