【三文日記】2002年9月
2024/08/31
9/1(sun)
息子と散歩をし、馴染みの下駄屋で下駄を新調後、実家へ寄り花火のセットを貰う。
先日録画しておいた『北の国から・総集編 2』と、『仮面ライダーアギト』の42話から46話までを観、夜は近くの公園で貰った花火のセットをやり尽くす。
かわぐちかいじ 『ジパング 8巻』、荒木飛呂彦 『ジョジョの奇妙な冒険part2 戦闘潮流1巻』読了。
9/2(mon)
原宿でぼんしゃんラーメン、替え玉、さらに、おじやセットをスープにぶち込んで「ねこまんま」な昼飯。
仕事、それほど忙しいというわけではなかったが、待ち時間が長く、暇つぶしのためハンバーガー屋で読書。
司馬遼太郎『竜馬がゆく(六)』(文春文庫)、荒木飛呂彦『ジョジョの奇妙な冒険part2 戦闘潮流2巻』読了。
9/3(tue)
肩がパンパンに凝ってきたので、マッサージ屋でほぐしてもらう。
六本木で朝まで飲み。
宮川淳『紙片と眼差とのあいだに』(水声社)、荒木飛呂彦 『ジョジョの奇妙な冒険part2 戦闘潮流3巻』読了。
9/4(wed)
六本木で呑み。
先日と同じく、飲んでも飲んでも全然酔いが回らない私はタフなのか、それとも単にアルコールに麻痺しているのか。
近藤珠賓・日本常識力検定協会協力/別冊宝島編集部・編『「常識力」を鍛える!』(宝島社新書)、太城敬良・監修『記憶力がグングンUPするマジカル・アイ』(宝島社新書)読了。
9/5(thu)
銀座へ行き、ムール貝のスープで有名な欧風レストランでハンバーグのビジネスランチ。
明後日にやる野外ライブの曲の練習。
荒木飛呂彦『ジョジョの奇妙な冒険part2 戦闘潮流4巻』読了。
9/6(fri)
仕事を片付け、『北の国から~遺言』を観るために、ダッシュで帰宅。
なんとか、始まって30分ぐらいのところから観ることが出来た。
司馬遼太郎 『竜馬がゆく(七)』読了。
9/7(sat)
上野の池之端水上音楽堂にて、ぱぴヨンズのライブ。
『北の国から~遺言』の後編を蕎麦を喰いながら見る。
司馬遼太郎『竜馬がゆく(八)』(文春文庫)読了。
9/8(sun)
先日もライブ、で、本日もバックステージのヴォーカルナイトのライブに出演した。
今回はハードディスク・レコーダーに打ち込みを録音したものに合わせて歌ったのと、ピアノの叩き語り(?)だったが、エレピのフットペダルが紛失していて、サスティンがかけられないままの演奏はちょっと辛かった。
神尾学『秘教から科学へ エネルギーシステムと深化』(コスモスライブラリー)読了。
9/9(mon)
異常なまでに気力と体力を使った昨日のライブのお陰か、体中の毒気が抜け出た感じがし、今日一日は爽快な気分。
一日中、雨。
辰巳渚 『もう一度「捨てる!」技術 「メインテナンス!」の方法』(宝島社新書)読了。
9/10(tue)
久々に高円寺へ行く。
久々に高円寺文庫センターに遊びに行く。
ラース・フォン・トリアー/著、石田泰子/監修、杉山 緑/訳『ダンサー・イン・ザ・ダーク』(アーティストハウス)読了。
break
9/11(wed)
コンビニへ行くと、食玩の多さに驚く。
驚くと同時に、兜や、世界名作劇場や、ペンギンや、サンダーバードの食玩を大量に買いこんでしまう私。
山本武利『日本兵捕虜は何をしゃべったか』(文春新書)読了。
9/12(thu)
ワインの白と、塩を効かせた魚のグリルが食べたくなったので、仕事を早めに片付け、近所のイタ飯屋で女房子供と待ち合わせをして、夕飯は魚料理のコース。
しかし、夜中に腹が減ったので、近所のラーメン屋へ行き、生をグビグビ飲みながら冷やし中華を食べたが、この冷やし中華が猛烈に不味く、よっぽど文句を言ってやろうかと思ったが、我慢して最後まで喰った。
さとうわきこ さく・え『あめふり』(こどものとも傑作集/福音館書店)、仲井戸麗市『ロックの感受性』(平凡社新書)読了。
9/13(fri)
家の中が全体的に散らかってきているので、整理をしようと思い立つ。
せめてピアノの周辺だけでも綺麗にしようと思ったのだが、散乱する譜面、わけのわからないチラシ、おもちゃ、未読の本や雑誌などがランダムに置かれていたので、それを整理するだけで膨大な時間を喰った。
鮑黎明『盛運!仕事の風水』(宝島社新書)読了。
9/14(sat)
息子とおもちゃ屋へ遊びに行き、アギトのグランドフォームのソフビを買ってあげる。
夕方、仕事から帰ってきた女房と、昼寝から起きた息子を連れて焼肉屋で晩飯。
生の大をガブ飲みしながら、メニューの隅から片っ端にオーダーをしたので、腹一杯かつ酔ってヘロヘロ。
9/15(sun)
古本屋にいらなくなった本を40冊ほど売り、売ったお金で、
エル・マロ『スーパーハートグノーム』(Toy's Factory)
種ともこ『うれしいひとこと』(CBS/SONY)
ドリームズ・カム・トゥルー『Wonder 3』(Epic/Sony)
ドリームズ・カム・トゥルー『マジック』(Epic/Sony)
ドリームズ・カム・トゥルー『デリシャス』(Epic/Sony)
の中古CDを購入。
敬老の日なので、女房の実家に遊びに行く。
中村淳彦『名前のない女たち~企画AV女優20人の人生』(宝島社)読了。
9/16(mon)
一日中雨降りで寒い一日だった(あめさむデイ)。
夕方、女房と息子と3人で私の実家へ遊びに行き、夕飯を喰わせてもらう。
舘内端『ガソリン車が消える日』(宝島社新書)読了。
9/17(tue)
最近は、パソコンのキーを叩きながらいつの間にか寝てしまっていることが多い。
床の上でグッスリ2時間、目が覚めて慌てて寝室に移動して、寝床で2時間、そんな生活が続いている。
新津信治・里中哲彦『たたかう英文法-誰も言わないからオレたちが言う!』(洋泉社)読了。
9/18(wed)
渋谷で、値段もそこそこで料理も酒もおいしく、落ち着く内装の店を発見したので、近々この店が似合う人と酒と会話を愉しみに行きたいと思う。
誰もが一度ぐらいは、自分のことを「俺って結構いいヤツだよなぁ」とか「自分も捨てたもんじゃないよなぁ」なんて思ったことがあると思うが、どうも私の場合はそう思う頻度が人より少しばかり多いらしく、要するに自惚れの強いアホなわけだが、自惚れだけでは終わらせたくない気持ちもやはりどこかにはあるわけで、その気持ちが、実績と中身を積み上げるべく日々私を動かす原動力になることは確かで、ある人によると「仕事もプライベートも滅茶苦茶なことを理路整然とさせようと努力している」そうだが、たしかに無根拠なパワー全開で日々冷静に滅茶苦茶をしているのかもしれない(決してハイなわけではない)。
村上春樹・文/安西水丸・絵 『ふわふわ』(講談社文庫)読了。
9/19(thu)
というわけで、早速先日見つけた店で、この店の雰囲気がサマになるお方とお食事。
やっぱりスタイルの良いお方とのカウンターごしの会話はサマになるし、会話がはずめば料理も一層うまく感じる。
で、結局時間が経つのを忘れ、終電逃し、別のバーで飲み直した後、花を買いに六本木に移動し、結局朝帰り。
9/20(fri)
会社の女の子二人を誘い、渋谷でもつ鍋。
私が会社の人と飲みに行くことは、部署の行事的な飲みを除けば、きわめて珍しいこと。
別冊宝島編集部・編『「子育て」崩壊!』読了。
9/21(sat)
いつも私が髪をカットしている行きつけの美容院の経営者は、美容師としての腕とセンスも抜群な上に、私とさほど年齢も変わらないのだが、既に3つの店舗を経営していて、最近もセンスの良いインテリアによる落ち着いた空間の店をオープンさせているほどのやり手だが、それに加えて同姓の私が見ても惚れ惚れしてしまうほどのルックスの持ち主という、羨ましい人物だ。
そんな彼だが、競合店の乱立している地域ゆえに新規客とリピーターの獲得に苦労しているようなので、私は、仕事を通して身につけたPRのノウハウと、古今東西の大胆なPRによる成功例を彼にアドバイスをし、さらに参考になる本を数冊彼にプレゼントしたのだが、本日彼から喜びの電話がかかってきて、早速実践してみたところ効果覿面で、ビックリするほど客の数が増えて最近は嬉しい悲鳴状態なのだという。
人に喜んでもらえると、自分も嬉しくなるわけで、嬉しいときは美味しいワインと料理でもっと良い気分になりたいわけで、タフタフの練習のあとは、女房・息子といつものイタ飯屋へ行き、魚のコース(本日は真鯛)。
9/22(sun)
息子を連れて、亀戸サンストリートにて「仮面ライダー龍騎ショー」を観に行く。
六本木のライブハウスで、先日の野外ライブの上映会があり、sl@shの相棒とその息子、そして、私も息子を連れて観に行くが、マスターからのメールだと上映会の開始は8時、店のホームページを見ると開始時間は7時半、実際店に到着すると店のドアには6時半から開始という張り紙が貼ってあり、本当はいったい何時に始まるんだと思ったら、実際に上映が開始されたのは8時半頃だった。
岡崎昂裕『「宝くじ」高額当せん者』(宝島社文庫)読了。
9/23(mon)
夏に一括で払った固定資産税が、先日、かなりの額が戻ってきたので、たまには親孝行でもしてやろうと思い、戻ってきたお金は使って無くなったものとして、その分私の両親を伊豆のロケーションと料理が抜群のホテルに招待しようと思い立ち、先日届いたホテルの招待状を渡しに息子と実家へ行く(残ったお金は女房の祖母の米寿のお祝い用に回すつもり)。
調子が悪くて修理を依頼していたハンディカムの修理が出来たとの連絡が入ったので、電気屋に取りに行き、帰りに息子にブルドーザーとパワーショベルのミニカーを買ってあげる。
中川李枝子・文/山脇百合子・絵 『ぐりとぐらのおおそうじ』(福音館書店/日本傑作絵本シリーズ)、雅孝司『数学パズル「スラスラ解ける」名作厳選90問』(479662841X)読了。
9/24(tue)
新宿へ行き、久々のタワーレコードでCDを物色。
九段の靖国神社の近くにひっそりと佇む小さいながら粋な和食屋にて呑み。
枝廣淳子『朝2時起きでなんでもできる!』(サンマーク出版)読了。
9/25(wed)
渋谷のディスクユニオンへ行き、
ポール・ブレイ『オープン・トゥ・ラヴ』(ECM)
ウェス・モンゴメリー『ア・デイ・イン・ザ・ライフ』(CTI)
デヴィッド・マレイ『スペシャル・カルテット』(Diw)
オスカー・ピーターソン『ハロー・ハービー』(MPS)
ホレス・シルヴァー『6ピーシズ・オブ・シルヴァー』(Blue Note)
を購入。
市ヶ谷の蕎麦屋で飲み。
群ようこ『鞄に本だけつめこんで』(新潮文庫)読了。
9/26(thu)
延々とペギー・リーの『ブラック・コーヒー』をリピートしながら、遅々として進まないサイトのリニューアル作業。
インド生まれのイギリス人ファッションデザイナー&イラストレイターのタンヤ・リンは、日本ではほとんど無名な存在だが、明晰さとアンニュイさの入り交じった独特の作風は注目の価値があるので、もしかしたら日本でもオピニオンリーダー的存在の有名人が「この人のイラスト好き」と一言言えば、知名度が上がり、将来ブレイクする可能性を秘めているんじゃないかと思う(日本人好みのテイストじゃないかな?)。
藤村昌之『大阪拘置所の10年-―実録「ムショのなか」シリーズ』(宝島社文庫)読了。
9/27(fri)
午前2時近くにようやく仕事終了。
外の冷んやりとした空気と、霧雨が心地よく、タクシーを拾わずにしばらく歩いてみた。
夏原武『ザ・闇金融道』(宝島社文庫)読了。
9/28(sat)
終日、「Jazz Albums」のリニューアル作業。
リンクの張り替えと、動作確認の作業で予想以上の作業量と時間がかかってしまった。
キヨノサチコ・作&絵『ノンタンぶらんこのせて』(偕成社)読了。
9/29(sun)
『仮面ライダーアギト』の47話~51話までのビデオを観た後、息子とおもちゃ屋へ行き、もぐら叩きゲームを買ってあげる。
夕飯はいつものイタ飯屋で、白身魚のコース。
いもと ようこ・絵『マザー・テレサ愛のことば』(女子パウロ会)読了。
9/30(mon)
沈んだように重くてダークなピアノ、そして、他のアルバムからは伺い知れないほどの特別な雰囲気に覆われているバリー・ハリスの『イン・スペイン』は、好きなアルバムにもかかわらず、持っていないアルバムだった。
なかなか店頭で見つけることが出来ずに悔しい思いをしていたのだが、本日、ある人からこのアルバムをプレゼントされたので、とても嬉しい。
スティーヴ・ビダルフ/著 管 靖彦/訳 『男の子ってどうしてこうなの?~まっとうに育つ九つのポイント』(草思社)を読了。