雑想 2011年2月

2022-08-27

トレバー・ホーン ベース

トレバー・ホーンのベース、めちゃくちゃ巧ぇ~!

しかも、フレットレスなのに、音程がめちゃくちゃ正確!

すげぇ!

《ラジオスターの悲劇》の「あの」カッコイイベースも、歌いながら、弾けるだなんて。

鬼才、奇才、仕掛人。

そういったイメージが先行しがちな
ミュージシャン、というよりプロデューサー的な存在感だったけど、
根っこはしっかり「超」ミュージシャンなのでした。

 

クリスとコカー

ソニー・クリスのアルトと、ドロ・コカーのピアノはとても相性が良いと思う。

当初はLPで発売された2人のレコード2枚分の録音が1枚のCDになったのが『ブルース・イン・マイ・ハート』。
お得盤です。

▼パーソネル
ソニー・クリス (as)
ドロ・コカー (p)
レイ・クロウフォード (g on 1-5 & 14)
ラリー・ゲイルズ (b)
ジミー・スミス (ds)

Recorded
in Hollywood, February 24, 1975
in Los Angeles,October 20, 1975

▼収録曲
1. Blues In My Heart
2. The Isle Of Celia
3. This Is For Benny
4. All Night Long
5. Crisscraft
6. All The Things You Are
7. The Dreamer
8. El Tiante
9. My Ideal
10. Out Of Nowhere
11. Brother Can You Spare Dime?
12. The First One
13. All The Things You Are (alt. Take)
14. Blues In My Heart (alt. Take)

フェイク・スタンダーズ ホドリーゴ・ホドリゲス

スーッと耳にしみこんでくる歌声。
チェット・ベイカーを彷彿とさせる男のセクシーさ?

▼収録曲
1. Let’s Face The Music and Dance
2. Love Me or Leave Me
3. Cry Me a River
4. September Song
5. I’ve Never Been in Love Before
6. Sweet Lorraine
7. Isn’t This a Lovely Day
8. Caramel
9. Change Partners
10. It’s Only a Paper Moon
11. Moonlight in Vermont
12. I Get Along Without You Very Well
13. Laura
14. My Funny Valentine

created by Rinker
Rip Curl Recordings
¥520 (2022/10/07 15:53:59時点 Amazon調べ-詳細)

ザ・サウンド・オブ・ワイド・オープン・スペーセス

ジェームス・クレイと、デヴィッド・ニューマンのテナーバトル。

タフで豪快な2人のテキサステナー。

エキサイティングでありつつも、アンサンブルのバランスは息もピッタリ。

素晴らしく目立たないくせに、素晴らしく煽りまくるウイントン・ケリーのピアノも素晴らしいです。

ジャケット眺めながらコーヒー飲みたい

霧にかすむ遠方のエッフェル塔を背後に、コート姿の2人のジャズメンが談笑して歩いている。

ジョン・ルイスと、サッシャ・ディステルだ。
オシャレなモノクロ写真お上に赤いゴシック体のタイポグラフィ。

上記CDジャケットは、トリコロールをあしらっているのか、オレンジがかった赤と水色のストライプがはいっているが、オリジナル盤のLPは、たしか、このストライプはなかったはず。

個人的には、ストライプがはいってないバージョンのほうがスッキリしていて好みなのだが、いずれにしても、ストライプがはいっていようがいまいが、なかなか秀逸なジャケット。

淡白な演奏の中にも、味わい深さがつつみかくされた演奏の連続。
まずは、なんといっても《ディア・オールド・ストックホルム》の淋しい(?)出出しに耳が吸い寄せられる。

ピアノ、ギター、ベース、それぞれの楽器が交代でテーマの旋律をポツリポツリと弾いてゆき、次第に演奏が盛り上がってゆくという次第。凝ったアイデアではないが、思わず演奏にリスナーを引き込んでしまう巧みなアレンジ。

目玉は、やはりタイトル曲《アフタヌーン・イン・パリ》か。
ゆったりと歩くようなテンポで、快活に、かつ堅実な演奏、バルネのテナーもゴキゲンだ。この曲で、こんなに熱くなってどーすんの?ってぐらいの温度で。

しかし、全体的に貫かれているトーンは、ジョン・ルイスならではの、抑制されたゴキゲンさ。これは、もう1人のリーダー、サッシャ・ディスティルの慎み深いギターの協力があってこそ、成立した世界だ。

ジョン・ルイスのピアノもそうだが、サッシャのギターも、「控え」の美学をわきまえている。聴く者を飽きさせない工夫を随所に盛り込み、ニクたらしいほど、手持ちのカードをたくみにきってくる。

ジャズ喫茶で聴いているときは、思わず空になったコーヒーカップにお代わりを注いでもらいたくなるような、もうちょっと聴いていたい度の高い演奏だ。

もちろん、ジャケットをじーっと見つめながら、ね。

雑想 雑記

Posted by