長々とエースの系譜 2020/11/15 sun

岩崎夏海『エースの系譜』(講談社)読了。

10年の長きにわたる茨城県の私立高校・野球部の「甲子園に出られなかった」歴史が長々と描かれているのだが、この長々とそれほど起伏に富んでいるとは言いがたい淡々とした出来事中心の人物描写も、読み進めていくうちに少しずつ慣れてきたというか、不思議なグルーヴ感が脳内に生まれ始めたという不思議な小説で、この体験は姫野由宇の『謝肉祭―小説・オオコソの森』に近いものがあるのかもしれない。

晩飯は近所の飲み屋にて。

三文日記

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