タミヤKV-I スミ入れ無しで塗ってみた記

   

またまたタミヤのKV-1を作ります。

これで一体何個めじゃい(笑)。

今回は塗装の実験をしてみようと思い立ったのです。

いつも基本塗装が終了すると当たり前のように、何の疑問を持たずにエナメル系や油絵具でスミ入れをしてモールドを際立たせている私ですが、塗装の段階で陰影をつけてあげれば、何も無理して凹んだところに黒っぽい色を流し込まなくてもいいのではないかと考えたからです。

なので、出来るだけすぐに組み立てられる素材を選ぶとなれば、やはり部品数が少ないソビエト戦車なんですよね。

KV-IかKV-II。
両方とも部品数が少なくすぐに組める。
しかもタミヤのものは作り慣れている。

迷った末に、今回はKV-Iで「スミ入れ無し塗装」の実験をしてみようと思い立ちました。

今回は、フィギュアを組み立て段階で固定(接着)してしまい、どこまで塗れるかを試してみたいと思います。

それと、今回はエアブラシを多用して、様々な色を塗り重ねて変化を出す試みをしていきたいと思います。

車体のハッチを開いた状態、砲塔は戦車兵のフィギュアを固定した状態で組み立て完了。

黒とマホガニーのスプレーで下塗りをしました。

ガイアノーツのつや消しホワイトを軽く吹きました。

次はつや消しイエローを吹きました。

なんだかアナコンダ、あるいは毒ガエルのようになってしまいましたね。

乾いたら、今度は中島系の暗緑色を薄く全体に吹きました。

足回りにダークアースを吹き付けました。

この段階まで、ラッカー系塗料を使用しています。
次の段階からは、タミヤアクリルを使用します。

ディープグリーンを全体にうっすらと吹きました。

砲塔ハッチに固定した戦車兵フィギュアをマスキングして、全体に薄めたイエローグリーンを吹きました。

ラッカー系よりもマット感の強いアクリル系塗料ならではの質感がでてきました。

~つづく

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