チャットモンチーは、フェンダー好きにはたまらんバンドだったりするのです。
ここのところ、チャットモンチーの《シャングリラ》がアタマの中をグルグルと回っています。
先週発売された2ndアルバム『生命力』に収録されているナンバーですね。
あのサビは妙にクセになります。
それに、つんのめるようにサビ前などのいたるところに、効果的に挿入される付け足しのような1/4拍子の1小節が効いていて面白い。
付け足しの1/4というよりは、ポイントとなるメロディの前の小節が5/4拍子になるって考えたほうが自然なんだけども、私には、1/4小節を継ぎ接ぎのように付け足したような手作り感を強く感じます。
で、それがとても好感もてるんですね。全然無理してなくて、自然な感じだから。
で、なんでこんなにメロディがアタマをグルグルするんだろうと思ったら、私が昔大好きだった、あの曲に似ているんですよね。曲調が。さらに、ベースのパターンとか。
そう、森高千里の《今度私どこか連れていってくださいよ》。
名曲です(笑)。
オクターブのズンドコ・ズンドコなノリが心地よいです。
ベースといえば、アッコが弾いているジャズベースがカッコいい(笑)。
青いボディのジャズベース。べっ甲のピックガード。指板に埋め込まれた白のパーロイドのポジションマーク!
ああ、またジャズベース欲しくなっちゃったじゃないかよ~ん(笑)。
渋い! しかも、すごく彼女に似合っているんですよ。
弾いている姿も一生懸命でなかなか。
さらに、さらに、ベースを始めた動機がスーパーカーのベーシスト、フルカワミキを見て、という動機もいいじゃないですか。
私も彼女好きだし(特に歌声が)、特に《333》が大好きですね。
それに、ヴォーカルの橋本絵莉子が弾いているギターもいいねぇ。
テレキャス。
サンバーストに白のピックガード。
こちらも渋い!
フェンダー好きにはたまらないビジュアルのバンドでもあります。
このあっけらかんとした曲調のベースも時には弾いてみたいな、と思いました。
「パピヨンズ」でやると合うと思うんだけど、嫌がられるかな?(笑)
記:2007/10/28