雑想 2005年2月

      2021/12/15

オレオ・クレーン

黒にうすくはいったホワイトのライン。

この白の色調と、黒の対比と質感から、お菓子のオレオクッキー(黒いビスケットにクリームがはさんである)を思い出してしまった。

撮影日は2005年1月12日。

FUJIの工事現場専用カメラBig Jobにて撮影。

ま、ジャズ好きとしては、「オレオ」と言われれば、耳がピクンと動いて、「ああ、(ソニー・)ロリンズ作曲のB♭循環のアレね」となるのが普通だとは思いますが。

《オレオ》の初演は、マイルスの『バグズ・グルーヴ』に収録されております♪

上智大学 冬のクレーン

左のニョキっと突き出たのは、
クレーンではなく、
先端が十字架のポールのようなものなんですね。

もう少し接近すると、こんな感じ。

フラットな屋根の上との対比が非常にいい味を出しています。

で、それに、クレーンが加わると、こう。

新たな空間風景が生まれはじめ、
さらに引くと、
大きなクレーンの姿を顕わに。

嗚呼、ため息が出るほどの空間バランス(笑)。

冬の寒空の下、
美しくも人工的かつ聖なる風景よ。

2005年の1月に撮影。

記:2005/02/02

スウィート・ハニー・クレーン

右向く者と、左向く者。

なんだか角度的においしかったので、思わず撮影。

かなり望遠で撮影しているんでボケボケですな。

この日の青空は、シャープに澄んだ青空というわけでもなく、かといって曇り空でもない微妙な色彩の青空だったんですね。

もう少しもわりと空にフィルターがかかったような色合いであれば、デューク・ピアソンの『スウィート・ハニー・ビー』のジャケ写の青空的で良い感じなのにな、なんて思っていました。

Sweet Honey Bee

タイトル曲が、いかにも時代を反映しているようなイナたさがあって、とっても素敵。

冬の寒空の下でも、この曲のテーマを口笛吹きながら歩けば、寒さ吹っ飛び、気分はほっこりすること請け合い。

ちなみに、このアルバムの中で、《スイート・ハニー・ビー》以外にオススメ曲を挙げろといわれれあば、《ガスライト》がいいと思います。

ジャズに興味ある・なし関係なく、とにかく「レトロかっちょええ」ものに興味がある人には、ぜひぜひオススメしたいアルバムですね。

>>スイート・ハニー・ビー/デューク・ピアソン

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