エラの《ミスティ》。文句のつけようがない完璧バラード歌唱です。

エラ・フィッツジェラルドの『エラ・イン・ベルリン』といえば、ラストの2曲がやっぱり目玉だと思います。

《マック・ザ・ナイフ》と《ハウ・ハイ・ザ・ムーン》。

この2曲の歌唱は、本当に素晴らしい。

この2曲があまりに素晴らしいがために、他のナンバーも、同じような素晴らしいクオリティにもかかわらず(同じ日のコンサートだからね)、どうしても、この2曲の前にはかすんでしまうこともまた事実。

しかし、元気いっぱいに歌ったナンバーではなく、しっとりと丁寧に味わい深く謳われたバラードナンバーも忘れちゃいかんですね。

で、このライヴで披露されたバラードナンバーといえば、やっぱり《ミスティ》。

これは、曲のよさもあいまって、個人的には『エラ・イン・ベルリン』の中では、「ネクスト代表曲」的な位置づけになっています。

歌唱力、声量、表現力、なにもかもが、文句のつけようがない。
あとは個人の好みでしかないわけで、もしアンチがいたとすれば、「完璧すぎてご立派!」と皮肉まじりに言うしかないでしょう。

エラはバラード表現も優れたシンガーで、人気盤だからということで『エラ・イン・ベルリン』の中から、たまたま《ミスティ》を紹介してみたまでですが、他のアルバムにも、完璧としかいいようのないバラード歌唱が数え切れないほど収録されているので、《ミスティ》にビビッ!ときた方は、この体験を契機に触手を広げていってください。

記:2020/03/14

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