素組み!局地型ガンダム北米戦仕様(HG)from 機動戦士ガンダム THE ORIGIN

      2021/01/29

北米黒ガンダム、ヨドバシカメラで購入

前々から気になっていた黒いボディの肩にキャノン砲を装備して、んでもって脚まで長い局地型ガンダム北米戦仕様。

ヨドバシカメラのAKIBA館で購入しました。

1,770円(税込み)と安かったので♪

現在、アマゾンだと1890円。
ヨドバシより、塗料ひと瓶ぶん高め。

なんかスーパーのチラシを見て今日はこっちのスーパー、明日はあっちのスーパーと買い物をする主婦みたいですが、まあ安けりゃ安いにこしたことないですからね。

現在、複数のガンプラを同時進行で制作中なので、すぐに作る!ってわけにはいかないとは思うけど、押入れの中で死蔵させないよう早めに作るようにします!

箱の中

北米戦仕様の局地型ガンダムのキットの箱の中です。

取説(設計図)と、パーツのはいった袋5枚。
意外に量が多いです。

白い局地型と違って、さらに背中にキャノン砲がつくからね。

箱を開けてパーツ類を物色しはじめた瞬間、黒っぽいランナーや、クリーム色のランナーが目に飛び込んできたのですが、とてもそそる美味しそうな色をしていました。

ランナー達

黒い局地型ガンダムのランナーを並べてみました。

うーん、おいしそうな色とカタチ達。

先ほど「黒い」と書きましたが、実際の成形色の色味は、黒というより茶色っぽい感じです。

取説(設計図)の色指定を見てみましょう。

▼本体部ダークブラウン部
グレー:50%
ココアブラウン:30%
ブラック:10%
グリーン:10%

▼本体部ライトグレー部
明灰白色:70%
ホワイト:30%
ブラック:少量

▼武器などダークブルー部
ネイビーブルー:100%

▼センサーグリーン部
エメラルドグリーン:40%
スカイブルー:30%
ホワイト:30%

▼本体などブラック部
ブラック:40%
ココアブラウン:30%
グレー:20%
グリーン:10%

▼本体等オレンジ部
クリームイエロー:40%
オレンジ:30%
ホワイト:30%

▼センサーレッド部
シャインレッド:100%

▼センサーピンク部
ピンク:100%

とのことです。

どうやら、北米戦仕様の局ガンのカラーをイメージ付ける「要」は、ココアブラウン(艦底色)のようですね。

A1ランナー

局地型ガンダム・北米戦仕様のA1ランナーです。

黒っぽい茶色と、白っぽいグレーと、黄色。

同じものが2枚ありますね。

北米バージョンの局ガンは、どうしても、黒っぽいボディに目がいってしまいがちですが、なにげに白っぽい成形色もオイシそうな色です。

塗装の際の塗料の調合比率は、

明灰白色:70%
ホワイト:30%
ブラック:少量

です。

明灰白色が基調となっているんですね。

個人的には明灰白色、好きな色です。

零戦など、日本機の塗装に使用される色ということもあるのですが、白を塗る際、いきなり白を塗らずに、明灰白色を下地に塗っておくと、下地の色と白の橋渡し的な役割をしてくれる上に、明灰白色を下地に塗っておけば、深みのある白が出せるからです。
(少し、もったりと重たいシャープではないホワイトになるので、あくまで個人的な好みですが)。

B1ランナー

局ガンのB1ランナーです。

黒茶色の成形色が、プラモ欲をそそります。
予想以上にブラウンです。

でも、これはこれで、なかなか美味しそうな色です。

以下の配色を見ればわかるとおり、
マイルドでまろやか~なグレーブラウンというか、ブラウングレーというか。

グレー:50%
ココアブラウン:30%
ブラック:10%
グリーン:10%

を調合して、このトーンに近い色出すの、けっこう難しそうではあります。

今回は、つや消しトップコートを吹くだけの無塗装でいこうと思っているので、あまり関係ないけど。

あ、盾の裏などの部分塗装はしようと考えてはいますが……。

C1ランナー

C1ランナーです。

「北米局ガン」のランナーでは、もっとも黒っぽいパーツのランナーです。

塗料の配合比率は、

ブラック:40%
ココアブラウン:30%
グレー:20%
グリーン:10%

です。

ほかのAランナーなどの茶色っぽいランナーとの違いは、ベースとなる色が、グレーではなくブラックになっているところがミソですね。

しかし、ココアブラウンやグリーンを混ぜるところは一緒で、このようなところで、色彩の統一感をはかっているのでしょう。

C2ランナー

黒い局地型ガンダムのC2ランナーです。

顔の一部を構成するパーツですね。

これに目のシールを貼り、マスクのパーツをかぶせます。

シールを貼る作業は、けっこう細かな作業なので、これを扱うときは、跳ねて飛んでいったり、床にポロリと落ちたりすることがないように、箱をひっくり返した上で作業をすると良いと思います。

D1、D2ランナー

「ブラック局地」のD1ランナーです。

明灰白色がベースとなっている心やすらぐ色ですね。

塗料の配合は、説明書によると、

明灰白色:70%
ホワイト:30%
ブラック:少量

となっています。

黒茶パーツに対しての、良いアクセントとなってくれることでしょう。

そして、こちらがD2ランナー。

頭部のツインアイを閃光などから保護するためのバイザーですね。
いわゆる赤サングラス。

この色、このカタチ。
ウルトラセブンに変身するウルトラアイを思い出します。

Hランナー

「ブラック局ガン」のHランナーです。

北米局ガンをもっとも特徴付ける背中のキャノン砲とバックパックのパーツがおいしそう。

成形色は、グレーベースのココアブラウン混入のダークブラウンです。

キャノン砲のパーツがけっこう大きいですね。

G2ランナー

局地型ガンダム北米戦仕様のG2ランナーです。

八洲重工製のマシンガンですね。

局地型ガンダムが持つマシンガン、威力や性能は、後に登場する火気には劣るのでしょうが、個人的には、ちょっと古臭くて大きめなデザイン、けっこう好きです。

以前作った局地型ガンダムの画像です。

ビームサーベルほか

局地型ガンダムの残りのパーツ、部品などをまとめて。

まずはビームサーベルのランナー。

長い!!

そして、ポリキャップ。

保持力に期待!

最後にシール2種。

貼るの苦手だから、目とか最低限しか貼らないと思うけど。

というわけで、さくっと組み立て作業にはいります!

ランナーを洗浄

局地型ガンダムのランナーを洗浄しました。

台所の食器用洗剤をぬるま湯に入れて、しばらく浸けておいて、最後は冷水で表面をスポンジでやさしく撫でて、あとはバスタオルの上で乾かすだけ。

プラスチック表面について剥離剤がこれによって取れてくれるので、デカールが貼りやすかったり、塗料の乗りが微妙によくなったりと、後々の作業がしやすくなるのです。

プラに付着している剥離剤を除去すると、表面がキュキュッとなるんですよね。

ま、最近は省略しちゃうことが多いですけど……。

目のシール貼り

1/144スケールのガンダムのプラモを作る際、もっとも緊張するところが、顔の組み立て。

正確に言えば、目のところ。

昔は塗装、今はシール。

この目の部分がうまくいかないと、残りの部分はどんなにうまく作っても、ショボい出来になってしまう。

そう、ザクグフは「肩が命」だとすると、ガンダムは「顔が命」なのです。

雛人形や五月人形と同じなのです。

なので、私の場合、ガンダム系のMS、1/144を作る際は、顔の組み立て、とりわけ目の部分を一番最初に行います。

最後の仕上げに顔を作るというモデラーも少なくないようですが、どうも、私の場合は、その逆ですね。

最後の仕上げの段階で顔が失敗してしまうと、元も子もなくなるので、それが怖いのです。

なので、まずは、目の部分のシール貼り。

怖いな~、緊張するな~。

デザインナイフの先端で剥がし、ピンセットでつまみ、なんとか、顔面の内部パーツにペタッと貼りました。

うーむ、なんかズレてるけど、まあいいや。
自分的には許容範囲。

上からウルトラアイ……、じゃなくてバイザーを装着させちゃいます。

これで、出だしの緊張する儀式が終了しました(ほっ……)。

頭部の組み立て

緊張する目のシール貼りを終えたら、一気に顔面を組み立ててしまいます。

目のシールを貼ったパーツを後頭部のパーツに乗せます。

この時点では、まだマヌケヅラですが、マスクをかぶせ、前方の顔面パーツを合体させ、額にセンサーとV字アンテナをくっつけたら、一気にカッコ良くなりました。

この後の作業、安心して進めることが出来そうです。

腹部と胸部の組み立て

局地型ガンダムの腹部を組み立てました。

後ろ側。

腹部を覆うように胸部を組み立てます。

そして、頭部を乗っけると、こんな感じ。

おお、なんだかカッコ良くなってきましたね~。

バックパックの組み立て

局地型ガンダムのバックパックを組み立てました。

スラスターがなにげに5つもあります。

背中に取り付けてみました。

正面から。

上を向いているガンダムさん、なんだか悲しそうです。

腰部の組み立て

局地型ガンダムの腰部を組み立てました。

上半身を合体させたら、こんな感じ。

おお、黒いガンダムですな~。
わかっちゃいるけど、黒いガンダム。

カッコいい!

キャノン砲の組み立て

局地型ガンダムのキャノン砲を組み立てました。

背中のバックパックに取り付けるわけですが、その前に、ビームサーベルを収納していた片側のホルダーを外してから取り付けます。

うーむ、なかなかカッコ良か~!であります。

説明書によると、ザクを一撃で倒す威力だそうです。ドムだったら三激くらいなんでしょうか。

脚部の組み立て

局地型ガンダムの脚部を組み立てました。

これ、腿部。

光加減では、チョコレートっぽい。

ま、指定色の中にはココアブラウンが含まれていますからね。

腰部と合体させたら、こんな感じ。

ヒザ間接の内側の薄いグレーが目立ちますね。

まあ、これはこれで良いアクセントになりそうですが。

そしてひざ下の脚部を組み立て、足先も組み立てました。

これを足首から上と合体させたら、こんな感じ。

ヒザ、よく曲がります。

そして、脚部を腰部に取り付けたら、こんな感じ。

脚が長~く見えます。

実際、かなり長いけど

腕部の組み立て

局地型ガンダムの肩の装甲を組み立てました。

ボディに取り付けたら、こんな感じ。

この局ガンの首、けっこう下まで顔が曲がるようになっています。

次に腕を組み立てました。

ヒジ、けっこう曲がります。

肩パーツに取り付けてみました。

踊ってます。

そして最後に手のパーツを組み立て。

本体に取り付けました。

手の白さが目立ちますね。
白い手袋をしているみたいです。

ビームが出ていないビームサーベルの柄を持たせたら、選挙の候補者がマイクを持っているように見えるかもしれません。

とにもかくにも、これで局地型ガンダムの本体は完成しました。

対MS用マシンガンの組み立て

対MS用マシンガンを組み立てました。

これに手を装着。
引き金を引く人差し指もきちんと造形されているのが嬉しいですね。

これを本体に取り付けると、お~、カッコいいではありませんか。

マシンガンと局ガン。
似合います。

長~いビームサーベル

局地型ガンダムのビームサーベルです。

長~いです。

持たせると、さらにその長さ、実感できると思います。

これだけリーチがあれば、格闘戦、けっこう強いんじゃないかな?

盾の組み立て

局地型ガンダムの盾を組み立てました。

盾の裏側です。

このように、「盾立て」が動くので、盾を地面に立てることが出来ます。

左手に盾を装着!

盾の裏には、ビームサーベルの柄を取り付けることが出来ます。

盾裏に取り付けた柄からビームサーベル!

やっぱり長い!

装着用のパーツを用いることで、背中に背負うことも出来ます。

いろいろ便利な局地型ガンダムの盾なのでした。

素組み完成!

盾を組み立てた時点で、局地型ガンダム北米戦仕様の素組みは完成です。

とにかく成形色だけでも、十分にカッコ良いですね。

今回はシールを貼ってませんが、シールを貼らなくても、十分な見栄え。

これにつや消しトップコートを吹くと、もっと締まりのある作品になることでしょう。

パーツ数もそれほど多くないので、素組みだけであれば、数時間で完成するのではないでしょうか。

注意することといえば、色の濃いパーツが多いので、ニッパーでランナーからパーツを切り離した際にプラ表面が白濁してしまう恐れがあるので、ゲートの位置を見定めて、できるだけ根元からプチン!とパーツを切り離したほうが良いでしょうね。

闇夜の長サーベル!

純粋に作ることが楽しめる秀逸なキットだと思います。

ヒジと手の甲をシーブルーで塗装

気にならないといえば、気にならないんだけど、一度気になりだすと止まらない。

それは、局地型ガンダムのヒジの白さと、手の甲の白さです。
(厳密にいえばクリーム色)

もう少し濃い色がいいかも、なんて思って塗料の瓶の蓋を見ていたら、真っ先に目に飛び込んできたのが、タミヤのアクリル塗料のシーブルー。

さほど違和感ないだろ~ってことで、手の甲とヒジをシーブルーで塗っちゃいました。

※残念、画像失念!(スイマセン)

デカール貼り

素組みの完成した局地型ガンダムのボディに、デカール(シール)を貼りました。

前。

後ろ。

キットに付属しているシールのすべてを貼るのは、量が多くて死にそうなので、主要なものだけを貼っています。

それにしても、貼るのヘタだな~。
いろいろなところがズレまくっている……。

パーツ分割、トップコート吹き

局地型ガンダムのパーツを分割しました。

そして、各パーツをネコの手でつまみます。

ネコの手の「掴み力」はかなりのものですが、今回は細かい部品も多いので、注意してグリップさせます。

以前は、柄の部分が木のものを使っていましたが、もっぱら最近は柄の部分も金属のネコの手を使うようにしています。

柄が金属だと、間違えてバキッ!と折ることもないので、安心なのです。

すべてのパーツをネコの手でつまんだら後は、各パーツにつや消しトップコートを吹きました。

デカールを貼っているので、もちろん水性のつや消しトップコートです。

あとは、乾いたら汚しにはいるぞ~!

ちなみに、つや消しトップコートは、クレオスの「プレミアム」がおすすめです。

GSIクレオス Mr.トップコート 水性プレミアムトップコート つや消し スプレー 100ml ホビー用仕上材 B603

完成!

エナメル系、パクトラタミヤのニュートラルグレーやバフで、いたるところをドライブラシをして、そして、タミヤのウェザリングカラーの主にオイルをいたるところに付着させて、局地型ガンダムの北米戦仕様、キャノン砲装備バージョン、完成しました。

キャノン砲といえば、このキットの唯一の不満といえば、背中のバックパックに装着したキャノン砲、すぐにポロッポー(ポロリと落ちる)なんですよね。

だから、45度くらいの角度で接着してしまいました。

後姿です。

バックパックのスラスター噴射口は、タミヤのアクリル塗料のメタリックグレー⇒乾かす⇒クリアレッドで、部分塗装をしています。

水性のクリアトップコートを吹いたプラスチックの上から、エナメル系塗料でスミ入れしたり、ドライブラシをしているわけで、これって、順番からすれば「ご法度」なんですが(水性の被膜を侵食し溶かす可能性があるため)細かいことは気にしない、気にしない。

エナメル系のバフを表面にドライブラシをする手法って、昔、AFVモデラーたちの間で流行った手法ですね。
(今でも?)

だから、なんとなくですが、昔、模型店のショーウィンドーに飾られていたシャーマンや四号戦車などのジオラマにありがちな汚れに近いものを感じます。

カタチは全然違うし、こちらの場合は塗装をしているわけでもないのに、なんとなく、ボロッちさ加減に共通したテイストを感じるのは、エナメル塗料「バフ」の効果が大きいのかな?

黒バックに黒っぽい機体を撮影しても、なかなかうまく雰囲気を画像に封じ込められませんな。

だからたまには違う色のバックでも。

足、長いよね。
局ガンは。

とりあえず、柔道は弱そう。
ムエタイとかやれば強そうだけど。

今度は、この機体を改修して、腕にガトリング砲を装備したガンダムFSDが4月末に発売されるようなので、そちらのほうも作ってみたいなと思っています。

記:2018/02/15

追記:やっちまったぜアンテナぽっきん

局地ガンダム、完成してしばらく後、手が滑って、床に落として、アンテナぽっきん。

ああ、またやっちまった。

アンテナぽっきん、ガンプラのV字型アンテナとはつくづく縁がないのぉ。

ま、ポーズと光加減次第では、「強そうっぽく」見えるから、このままでもいいか。

瞬間接着剤と使うと、そこの部分だけテカっちゃうから乾いた後の光沢の調整が面倒くさいんですよね……。

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