松本清張の『張り込み』とドルフィーの『アウト・トゥ・ランチ』

野村芳太郎監督の『張り込み』を見ました。

松本清張が原作の映画ですね。

上映されたのは1958年。

まだ私は生まれていない時代の映画。
だから、風景や小道具など、けっこう新鮮に感じます。

東京から佐賀までの交通手段は、蒸気機関車がけん引する客車。

時代を感じます。

で、この作品の張り詰めたムードを助長しているのが黛敏郎によるサウンドトラック。

これ、なかなか良いんですよ。

規則的な4ビートの反復に、所々にピアノの不協和音。そして断続的に木琴(シロフォン)の音がからむ。

サスペンス感を否が応でも盛り上げています。

この映画のサントラ、出ていないものなのか調べてみたんですが、残念ながらないみたい。
(じつはあったりして……)

かわりに、エリック・ドルフィーの『アウト・トゥ・ランチ』を聞きたくなってきた。

ヒッチ・コック調のサスペンスなフレバーに両者共通なものを感じたのかもしれません。

記:2016/12/21

ジャズ

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