カフェ・モンマルトル

高野雲の雑記帳。音楽・映画・読書・模型。

ほいほい読書術・その4(読書はアウトドアで)

   

前回の記事⇒ほいほい読書術・その3(カジュアル気分で読書)

そういえば、私は家の中で読書をしたことがほとんど無いということを前回書きました。

私が読書する場所の多くは電車か喫茶店、あるいはカフェです(ま、喫茶店もカフェも同じか)。

毎日喫茶店に行くわけではないのですが、電車にはほぼ毎日乗っています。

ということは、おそらく私がこれまで読んできた本の8割以上は、移動中に読んでいることになりますね。

それだけ、電車というのは、私にとっての読書ルームのようなものなのでしょうね。

なにしろ、立っても座っても本は読めます。

最悪、満員電車の中でもコツさえつかめれば、なんとか読めます。ま、満員電車はイヤなので、極力避けていますけど。

私にとっては、満員電車の揺れが読書のリズムなんでしょうね。

とにかく家の中でじっと座って本を開いても、さっぱり進まないのです。

ところが、電車の移動中は、ばりばり読める。

この差はいったい何なんだろう?と考えたのですが、おそらくは「人目」の有無なのではないかと。

なんだかんだいって、人目を気にするような小心者なんです、私は。

人目にさらされると頑張る。
人目がないと怠ける。

典型的なダメ人間です。

でも、ダメ人間とまではいかなくても、そういうタイプの人っているんじゃないかと思います。

たとえば受験生。

家ではまったく勉強のやる気がおきないのに、図書館や塾の自習室だったら集中して頑張れるというタイプの人は一定数いるんじゃないかと思うんですね。

まさに、私はその典型なのです。

家の中にいるとき、つまり、家族の前では気が抜けてユルいテンション、ダラけた気力の私でも、なぜか赤の他人の多くの目線に晒される(であろう)電車の中だと、なんだかカッコつけちゃうんですね。

いや、カッコつけるというよりは、ダラけて呆けた顔は見せたくないのです。
だから、本を読む。

もちろん面白い本の場合はニヤニヤしながらアホ面を浮かべて読んでいるのでしょうが、基本、人前で何もしない無防備な姿でいるよりは、何か夢中になれるものを取り出して没頭していたい。それが本なんですね。

それにくわえて、私の中のしょうもないカッコつけ根性も顔を出すので、なぜかモリモリと勢いよく本を読む。

気が付くと、あれよあれよと一冊読み終わっていた。

そういうことが多いです。

なので、あくまで私の場合ですが、特に本を読んで賢くなろうとか、本から何か役に立つ情報を仕入れようというような前向きな感覚で本を読むのではなく、移動中にとる行動の中でもっとも快適な行為が、たまたま私の場合は読書だから本を読む、そういう感覚なのかもしれません。

それにプラスして、手持ち無沙汰が苦手ということもあるかもしれません。

この手持ち無沙汰の解消手段としての読書は次の記事で書いてみようと思います。

記:2011/12/11

続き⇒ほいほい読書術・その5(手持ち無沙汰の解消手段)

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