ライト・アンド・ライヴリー/ルイス・ヘイズ

      2021/02/04

トリヴァーのトランペットが良い!

昨日、某ジャズ喫茶にずっといたんだけど、店でかかったルイス・ヘイズの『ライト・アンド・ライヴリー』にはまいりましたね。

チャールス・トリヴァーの軽やか、だけれども黒さをたたえたトランペット。

軽やかといえば、ルイス・ナッシュが繰り出すドラミングも軽やかなんだけれども、トリヴァーと同様、重たくはないんだけれども黒い。

そういえば、このお店のマスター、トリヴァーさんのこと好きなようで、彼参加のアルバム、けっこうかかっています。

ほの黒い黒さ。

この按配がめちゃくちゃ気持ち良いのです。

軽い気持ちで聴けてお腹いっぱいにはならないんだけれども、「うーん、気持ちよくジャズを聴いたぜ!」って気分になるんですね。

この按配の絶妙さ!
気持ちいいのなんのって。

ベースソロにもまいった!
なかなかメロディアスかつ良~い低音が躍動しとりましたよ!

こういうアルバム、たしかに名盤紹介の本などには掲載されていないんだけれども(少なくとも見たことない)、もっと多くの人に聴いてもらいたいですね。

こういうさりげないアルバムを、さりげなくかけて、我々がすげーと目をむく顔を見て、ニヤッとするマルカム(マスター)がにくい(笑)!

記:2008/12/31

album data

LIGHT AND LIVELY (Steeple Chase)
‐ Louis Hayes

1.If You Could See Me Now
2.Enchantment
3.For The Love Of What
4.Darian
5.Blues For Macao

Louis Hayes (ds)
Charles Tolliver (tp)
Bobby Watson (as)
Kenny Barron (p)
Clint Houston (b)

1989/04/21

 - ジャズ