モンクのピアノのバッキングはなぜ「ヘン」なのか
セロニアス・モンクは作る曲もユニークだし、奏でるピアノもユニーク。
もっとも、ユニークを通り越して「ヘン」だと感じる人もいらっしゃるようですが、特に、管楽器がアドリブをとっている時に、その背後でピアノをまるで邪魔をするかのように「コキン、ポキン」と、意外なタイミングと、不協和音に近い響きで鳴らしているようにも感じます。
なぜ?
その理由を考察した動画をアップしてみました。
このモンクの和音に違和感を感じるか、「気持ちいい」と感じるかが聴き手の感性の分かれ目かもしれませんね。
ふだんジャズを聴いていない人でも、予備知識や理屈抜きにこの伴奏を気持ちよいと感じるケースもあれば、長年ジャズを聴いていても、この伴奏に違和感を感じる人もいらっしゃるようです。
私の場合は、「きたきたきた、それそれそれ!」と興奮してしまうほうですが…。
バッキングが面白く、なおかつ聞きやすいという点でおすすめアルバムは、コチラ♪
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映像も出ている、『イン・ジャパン 1963』が良いのではないかと。