寝ゲロで目が覚めた
ちょい汚いネタです。
早朝、寝床で横になっていると、なんだかこみあげてくるものがありました。
喉のあたりがニガニガして、口の中まで上がってきた液体の辛いこと、苦いこと。
これはきっと胃液と、昨晩呑んだビールでしょう。
夢うつつのなか、「ゲッ!寝ゲロだぁ」と認識したとたん、私は「ジミヘン!」と叫び、バッと寝床を飛び起き、グッと飲み込み、直後に水をガブガブと飲み込んだので大事には至らずに済みました。
ジミヘンは、寝ゲロが喉に詰まって死んだんですよね。
私の場合は気が付いたのでよかったものの、ジミヘンの場合は、おそらくクスリをやっていたせいで気がつかなかった。
クスリをやっていたせいで気がつかずに死んだミュージシャンといえば、そう、伝説のカルト的なバンド、「じゃがたら」のヴォーカルも、沸騰した風呂に何週間も(何ヶ月もだっけ?)茹でられた状態の死体で発見されたんですよね。
普通、湯が沸騰すれば「熱ぃ!」と気がつき、湯船から飛び出すはずですが、彼の場合もおそらくクスリで眠ったまま気がつかなかった。で、風呂はガスがついたまま。熱々です。
発見されたときは、すごいことになっていたようですが、クスリで感覚が麻痺するって怖いですね。
私の場合は、酒の飲みすぎ程度ですんでいますが、ここ数日、ちょっと身体が弱っているような自覚もあるので、自重しないといけませんね。
再び寝床にはいり、二度寝を開始。
そのとき見た夢は、浮浪者を装ったヤクザのお爺さんから、300万円を手渡され、「これで好きなもの買っていいよ」と言われた話。
さて、なにに使おうかなぁ、と思った瞬間目が醒めた。
目が醒めてパソコンを立ち上げたら、うちのバンドのヴォーカルからメールが。
赤ちゃん産まれたのです。
男の赤ちゃん。彼のかわいい顔が添付されてました。
出産おめでとう!
強い男の子に育つといいね。
うちの息子が生まれたばかりのときの顔にちょい似ていました。
こいつも昔はこうだったんだよな〜と、ものすごい寝相で寝ている息子の顔を覗き込むと、小さく軽い「ゲッ!」という音。
寝ながらゲップしてやんの(笑)。
記:2006/11/30(from「趣味?ジャズと子育てです」)