カフェ・モンマルトル

高野雲の雑記帳。音楽・映画・読書・模型。

カール・パーキンス・トリオ

      2022/11/09

今年の連休期間中は、オーソドックスなピアノトリオを中心に聴いているような気がします。

普通のよく知られた曲を普通に演奏するからこそ、かえってピアニストの個性がハッキリと出てしまう。

料理人にオムレツのようなシンプルな料理を作らせると、その料理人の力量がわかってしまうのと同様、

ジャズの場合も、ピアノトリオのようなシンプルな編成で、オーソドックスなナンバーをオーソドックスに演奏するほうが、演奏者の腕やセンスが露わになってしまうので、かえって大変なことなのかもしれません。

その点、カール・パーキンスのピアノトリオは、安心して楽しめるオーソドックス名盤といえましょう。

初期のアート・ペッパーのバックでピアノを弾いている人でもあるので、耳に馴染みのある方も多いと思うのですが、アルト・サックスの脇役としてではなく、主役になったパーキンスのピアノもなかなかの力量です。

ハンプトン・ホースから、さらに湿気を抜いたような爽やかな演奏です。

音の粒立ち、輪郭がハッキリとしていて、カラッとしているんだけど、リロイ・ヴィネガー、ローレンス・マラブルという腰の据わったリズムセクションによって、きちんと粘りもたたえている演奏は、今の季節にピッタリなのではないかと思うのです。

▼収録曲
1. WAY CROSS TOWN
2. YOU DON’T KNOW WHAT LOVE IS
3. THE LADY IS A TRAMP
4. MARBLEHEAD
5. WOODYN YOU
6. WESTSIDE (AKA MIA)
7. JUST FRIENDS
8. IT COULD HAPPEN TO YOU
9. WHY DO I CARE
10. LILACS IN THE RAIN
11. CARL’S BLUES
12. WESTSIDE (AKA MIA) (ALT)
13. MEMORIES

記:2015/05/06

created by Rinker
Boplicity /ace Rec.
¥1,485 (2023/03/22 03:29:30時点 Amazon調べ-詳細)

 - ジャズ