カフェ・モンマルトル

高野雲の雑記帳。音楽・映画・読書・模型。

余白と情報について一人バーで考える 2001/01/12

   

過去に制作に携わった広告の中で、新聞社や各省庁などからなにがしかの賞を受賞した十数本のデザインすべてに共通していることが、少なめの文字量に、たっぷりとした余白。

「間」と「余白」、そして「沈黙」の使い方の緩急自在さと匙加減次第で、受け手に表現内容以上の想像力をかき立てさせることが可能だし、余白や情報量に貧乏性になると、せっかくの表現も殺してしまうのは自明の理だが、これは音楽表現やWebのデザインにもそのままそっくり当て嵌まるのではないか。

などといったことを、深夜、独りでバーのカウンターで目の前でツンとした表情で黙々とグラスを拭く美人を前に、煙草の煙を燻らせながら考えたり…。

 - 三文日記