不思議なハンコ屋―山本印店物語/山本桃仙

      2016/11/28

inkan

山本桃仙・著『不思議なハンコ屋―山本印店物語』は、三宿にある、伝説のハンコ職人の自叙伝と、ハンコに対する考え方、などが3分の2。

残り3分の1は、このハンコ屋さんで、実際にハンコを作って、人生上向きになった人たち数人の体験談という構成になっている。

不思議なハンコ屋―山本印店物語不思議なハンコ屋―山本印店物語

著者の山本桃仙氏は、小学生時代に数度の臨死体験をしており、その都度、不思議な能力を授かっているという。

だから、ハンコ作りに見えたお客さんのことも、「見えて」しまうそう。
よって、それぞれの客の運勢に合ったハンコを2~3か月かけて作る。

基本的には、実印、銀行印、認め印の3本セットしか作らず、一本ずつの注文は受けていない。

三本まとめて作ったほうが、その人の環境のより広い範囲に意識を込めて働きかけることができるという考えてにもとづいているため。

気になる人は、訪ねてみたらいかがだろうか?

ただし、予約は前日の電話予約のみで、すぐに予約いっぱいになってしまう、いや、それ以前に、なかなか電話がつながらないようだ。

つながった人は、ラッキー。
「ご先祖様のお導きかもしれない」のだそうだ。

あとは、気になることがあれば、実際に本書を手にとって読んでみてほしい。
運勢改善のヒントが隠されているかもしれない。

記:2008/07/12

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