矢野沙織シークレットライブ

先ほど渋谷で行われた「矢野沙織CDリリース記念シークレットライブ」に行ってきました。

明日発売される通算9枚目のアルバム(といっても既にTOWER RECORDSでは発売されていましたが)『BEBOP AT THE SAVOY』の発売記念ライブです。

昨日おこなわれた矢野沙織シークレットライブの1コマです。

ステージ終了後、メディア関係者の取材枠が設けられました。

沙織さんのお話のなかで興味深かったことを以下、箇条書きしてみます。

9歳の時にブラスバンドに入った。他の女の子と同じく、女の子に人気なフルートを志望したが、競争率が高く、ジャンケンに負けてフルートを断念。人気のクラリネットもジャンケンに負けて断念。ジャンケンで負けた結果アルトサックス担当に(それがかえって今につながる良い結果をもたらしましたね)。
自宅はテレビを置かない家庭だったので、本を読むか、音楽を聴くかの選択肢がなかった。お父さんはファンク好きで、JB’Sのメイシオ・パーカーなどはよく聴いていた。また、さすがファンク家庭とでもいうべきか、矢野沙織さんはベーシストといえば、ブーツィ・コリンズぐらいしか知らなかった。
ちなみに私もブーツィ好きです(笑)。

ブーツィしか知らない中、お父さんが持っていた『ジャコ・パストリアスの肖像』を聴いて、「これがベース?」と思った。

ベースらしからぬ、たくさんの音の数に驚いたそうです。

この『ジャコ・パストリアスの肖像』の1曲目《ドナ・リー》を聴いて興味を持った。オリジナルのチャーリー・パーカーが演奏する《ドナ・リー》を聴いて、ジャコのバージョンとは全然違うじゃん!と思った。パーカーを聴いて、「よし、私はパーカーになるぞ!」と決意した。ルー・ドナルドソンでも、メイシオやキャンディ・ダルファーでもなく、なぜか「パーカーになりたい!」と思った。この決意が現在の矢野沙織につながっている、というわけですね。

シークレットライブが行われた場所は、赤い壁に赤いじゅうたん、天井には無数のシャンデリアと、かなりコテコテながらも、大正・昭和初期の貴族趣味的ロマンスを醸し出す素敵な内装だったため、沙織さんのステージ衣装が、まるで溶け込むようにシックリとマッチしていました。

ドラムス、オルガンというトリオ編成で、本日発売の『BEBOP AT THE SAVOY』のナンバーを中心に演奏。

短い時間の中、なかなか充実したイベントでしたよ。

あ、そうそう、矢野沙織シークレットライブの演奏曲目を書くの忘れていました。

1、ブルース・ウォーク
2、スウィート・ケイクス
3、スワンダフル
4、オープン・マインド
5、ウイスキーがお好きでしょ

今回の新譜中心のセレクトかと思いきや、アルバム未収録曲もいくつか披露。ラストの石川さゆりでお馴染みの《ウイスキーがお好きでしょ》では、口笛も披露して会場を湧かせました。

▼衣装とハコがピッタリとマッチ!

たまには、こういうライヴも良いですね。

記:2010/01/19

ジャズ

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