ズゴック風ゾゴック ジャブロー攻略戦仕様(1/100)完成!

前の記事⇒旧キット1/100のゾゴックを作ります。

ジャブロー攻略仕様で

ガンプラの旧キット1/100スケールのゾゴックが完成しました。

最初は、設定どおりの「赤・白・黒」の3色を基調としたカラーリングにしようと考えていました。

しかし、箱のイラストの背景を見ると、ズゴックの亡霊(?)が描かれていることからもわかるとおり、このゾゴックという機体は「ズゴック族」なのであるという基本的な前提を思いだしました。

ま、個人的には、「一つ目ジャミラ族」に見えてしまうのですが、グー・チョキ・パーが出来る手を三本爪に換装し、頭部にミサイルを内蔵すれば、ズゴックになりそうな機体ゆえ、ズゴック風に塗装してみるのも面白いんじゃないかと思いました。

そこで、ネットで、「ゾゴック/ズゴック」で検索をかけてみました。

すると、なんとズゴック風カラーのゾゴックの画僧がたくさん出てくるではありませんか。

しかも、このカラーのHGがプレバン(プレミアムバンダイ)から発売されていたのですね。
知らなかった!

どうやら「ジャブロー攻略戦仕様」のカラーリングは量産型ズゴックと似た配色のようです。

量産型ズゴックの「水色・緑・ブルー」の配色に渋さを感じている私としては、このゾゴックは量産型ズゴック風に塗るしかない!と決意しました。

合わせ目消しは適当スルー

さて、組み立てです。

部品数少なく、フォルムは大雑把。
しかし、安くて、デカくて、存在感抜群!

これが、旧キット1/100スケールの魅力なのですが、このゾゴックも例にもれず。

少ないパーツ数ゆえ、組み立てには時間がかかりませんでしたが、背中のランドセルの裏側からお尻に伸びる動力パイプの接着にちょっとだけ手こずりました。

しかし、それ以外は、あっさり組みあがりました。

パーツ分割が巧みで、合わせ目を極力目立たせない工夫をしている最近のガンプラと違い、旧キットは豪快にパーツの合わせ目が目立ちます。

しかし、合わせ目消しを丁寧にしようとすると、3年くらいかかりそうなので、180番の耐水ペーパーで目立ったところだけをヤスリがけをして、あとは目をつぶるという作戦にしました。

腰部の白さが、まるでオムツのようですな。

楽しい塗装作業

組み立てが完了したら、まずはとにかくプラスチックの下地を塗りつぶします。

なかなか減らないキャラクターブルーや、シルバーのスプレーを吹いたり、水で溶いたタミヤアクリルミニのフラットブラックやフラットレッドを混色した色を筆でぺたぺたと塗って下地作りをしました。

関節の奥まで塗料がいきわたるように、細い筆を隙間に差し込んでガシガシ塗っています。

様々な色調のアクリル塗料を塗っては乾かし、乾かしては塗りの作業の繰り返しですが、最終的には全身がフラットブラウンやハルレッドのような茶色系の色で落ち着きました。

下地塗装が終わったら、タミヤアクリルミニのディープグリーンやオーシャングレー2をスポンジでたたきつけるように乗せていきました。

まだ途中段階ですが、下地が赤茶系の色だと、どんな色を乗せても違和感なく共存するような気がします。

ただ、スポンジが届かない個所もたくさんあるので、そういう個所には筆を使います。

水溶きアクリルでレタッチし、おおまかな色分けが終了しました。

水溶きアクリル独特の風合いが出てきているように感じます。

「水溶きアクリル」といえば、この手法を提唱され、本も出版されているブラスコウ(秋友克也)氏の作品を思い出します。

私、けっこうブラスコウ氏の作風、好きなんですよね。

タミヤのアクリルミニに水道水を混ぜて塗ると、乾きが早いうえに、マット感がよりいっそう強くなります。

乾燥した水溶きアクリル塗料は、カサカサでドライな風合いになります。
ですので、このゾゴックのような愛嬌あるフォルムのプラモを水溶きアクリルで塗ると、まるで幼稚園や小学校の時のことを思い出します。

紙粘土で作ったオブジェに、水彩絵の具で着色したような感じのテイストが醸しでるからです。

この独特な「マットなカサカサ感」の作例は、ブラスコウ氏のブログにも多数掲載されており(⇒こちら)、私はこのブログの記事すべてを計5回以上は読んでいます。

特に、シャア専用ザクの作例(⇒こちら)や、1/12スケールのスコープドッグの仕上げ(⇒こちら)など、まさにタミヤアクリルならではの独特な風合いだと思います。

ただ、タミヤアクリルカラーのみで仕上げてしまうと、カサカサ感というかドライなニュアンスが強くなってしまうので、やはり、オイリーでウェットな感触も欲しいところです。

ブラスコウ氏は油彩で仕上げている作品が多いのですが、私も氏を真似て、最近は油彩を使ってウェザリングをするようにしています。

いつものように、バーントシェンナとカドミウムオレンジをメインで汚しをかけました。

アッグと同様、兵器というよりは、メカ妖怪とでもいうべき、ユーモラスな外見ですね。

より茶色色の強いバーントアンバーも捨てがたいのですが、個人的にはオレンジっぽさも含まれたバーントシェンナのほうが好みですね。

グリーンにバーントシェンナは映えます。

ランドセルの4本の排気口は、カドミウムオレンジとピーチブラックを混ぜて汚れを表現しています。

ゾゴックパンチ!

拳はもう少し汚しても良かったかもしれません。

フクラハギの排気鉄板(?)は、NATOブルーを塗ったうえに、水で薄めたジャーマングレーを筆塗りし、ピーチブラックやカドミウムオレンジで汚しています。

バルカン砲やビーム兵器のような遠距離戦用の武装は持たず、飛び道具は頭部のブーメランのみ。

あとは、伸縮自在のアームという格闘戦に特化した機体です。

なので、グフのように、もう少し厳めしくても良さそうなものですが、ゾゴックの外観はどこまでもユーモラス。

愛嬌ある外見なのに、ものすごく強かったりしたら、それはそれで怖すぎますが……。

部品数少なく、あっという間に組み立ててしまえるのが旧キットの魅力。細かな修正などにこだわらなければ、組み立ては長くても2時間はかかいませんし、その後の塗装作業も乾く時間を除けば2~3時間もあれば仕上げにまでもっていけます。

作って楽しく、塗って楽しく、汚して楽しい、ワンデイ・ガンプラ。

旧キットの1/100は安くてお手軽、しかも昭和独特の味わいもあるといういいことずくめ。

ガンプラを気軽に短時間で作りたいという方におすすめのキットだと思います。

記:2020/06/09

ガンプラ

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