雑想 2001年6月

      2024/05/31

shinyaboke

綾戸智恵のLIVE!

私なんかの場合、音楽よりもMCのほうを楽しんでしまっています。

とくにオクラの話。
粘ぁ~、ネヴァ~、Never~!(笑)

キチンと話にオチがつくあたり「ソウル」よりも「大阪」を感じます(笑)。

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ジョージ・ウォーリントンの本名

ジョージ・ウォーリントンは、イギリス出身だと思われがちだが、彼は、シシリー島の生まれだ。

本名はジョルジオ・フィグリア。

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ジャニスの凄み

ジャニス・ジョップリンの歌声の凄さは、たくさんのボーカルを聞けば聞くほど、より一層その勢いや野太さが相対化されて、さらに凄みを感じてしまう。

ただ単に音程が正確で、複雑なフレーズやニュアンスををつけるのに富んだ歌手も最近はたくさん出てきているのだけれども、そして表現力や音域やブレスのタイミングとか、そのような諸々のことを軽々クリアしながら、「ヴォーカリストとしての巧さ」を維持している歌手も多いと言えば多いのだけれども、どうもそれだけじゃやはりつまらないというか、聞いていて感動は起きない。感心はするかもしれないけれども。

やはり、聴き手をゆさぶる声の持ち主など、そうそういないものなのだ。

遥かな微笑み 黄土高原

坂本龍一の名曲に《黄土高原》というのがあるんだけど(『未来派野郎』収録)、このメロディに無理矢理(!?)歌詞をつけちゃった曲が、飯島真里の《遥かな微笑み-黄土高原-》。

これは当時は12インチシングルとして、キレイなジャケットで発売されていて、当然、発売日に買って聴きました。

で、最初はこの歌の“無理矢理感”に違和感を感じていた私。

飯島真里が教授が『未来派野郎』のレコーディング中のスタジオに遊びに行った際に《黄土高原》の録音したてのトラックを聴いたら「神を感じた」のだそう。

そして、このエピソードを反芻しながら、クライマックスの♪高っく・高っく・空へ~ のハイトーン・ボイスを聴いているうちに、次第に癖になってきたわけですが(それこそ<愛おぼえてますか>のクライマックスばりにね)、どういうわけか、私、10年前からそのレコード無くしちゃいました。

で、時々無性に<遥かな微笑み-黄土高原->を聴きたくなったときに重宝しているのが、この飯島真里のベスト版であります。

特筆すべきは“飯島真里としての飯島真里”の歌のほかにも“リン・ミンメイとしての飯島真里”の歌も多数収録されていることだと思うのですが、あ、ご存知無い方に説明しておきますと、彼女が世に出るキッカケとなったアニメ『超時空要塞マクロス』の劇中での歌が入っているということでありまして、『マクロス』のミンメイといえば《私の彼はパイロット》が代表曲なのでしょうし、もちろん、その曲も2バージョン収録されておりますが、どちらかというと私は簡潔かつ小粋な<シルバームーン・レッドムーン>が大好きなのであります。

マクロス・ファンかつ真理ファン必携のCDと言えましょう。

不快な気分が消える魔法の一言

すべての事柄が順調な人ってきっといない。

有名人は、有名になればなるほど足を引っ張り人が出てくるし、陰では誹謗中傷を繰り返す人が増えてくる。

お金持ちになればなるほど、嫉妬されるし、どうにかして奪おうと画策する人も出てくるだろう。

また、どんなに人間関係が良好であっても、万人に好かれている人は皆無だと思う。

このように、誰もがプラスの要素があれば、そのプラスだからゆえに生じるマイナスなことが発生するのは仕方のないことだ。

そう、大げさに言えば、世の中の森羅万象はプラスとマイナスによって成り立っている。
そして、プラスが大きくなればなるほど、マイナスも増えるものだ。

プラスだけ大きくして、マイナスがゼロということはありえないし、どうあがいてもマイナスは減らすことはできるかもしれないが、ゼロにすることは出来ない。

しかし、できるだけマイナスな要素(人、出来事、状態)によってイヤな気分にはなりたくないよね。

どんなに気を付けていても、イヤな出来事は起きるし、イヤな人は周囲にはいるものだ。

でも、そんなマイナスなことに気分が振り回されたくはないよね。
できれば、自分の気分は自分で決めたい。

では、どうするか。
心の中で、こう呟くといい。

「これは税金だ、仕方ない」

私は、わりとこの言葉で、心の中に芽生えたダークな憑き物を落としている。

ヘンな話だけど、私はわりと恵まれていると思う。
人も、環境も。

こんな私が恵まれているなんて、かなり贅沢なことだと思う。
だから、時折ふりかかるイヤな出来事は「贅沢税」だと思えば腑に落ちる。

有名な人には「有名税」、お金をバリバリ稼いでいる人には「累進課税」。

与えられるものが多い人は、そのぶん税率が上がる。
それと同じ。
恵まれているがゆえに、支払わなければならない税は増えるものだ。
そう考えれば、ヘンな奴とコミュニケーションをとらざるを得ない時もグッとこらえることが出来るし、突発的に仕事や面倒ごとが増えたとしても、「これは税金だ」と思うことにより、相手や状況を呪うという発想はなくなるし、比較的穏健な気分で受け入れることが出来るのだ。

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