雑想 2002年7月

      2022/05/29

ゴールから考える

積み上げながらゴールを目指すと時間がかかる。

あと、この積み上げを、あと何回繰り返さないと到達できないのか?なんて考えるのが面倒なので、最近はゴールから考えるようにしている。

たとえばだけど、サイトの記事数を1000にしたいのであれば、1日10記事アップすれば100日で済むな、など。

100日という数字がわかってしまえば、あとは細かく1、2……と数えることもなく、「だいたい1年の3分の1ぐらいかかるのね」ぐらいの意識で取り組めるから、よけいなことを考えずに済むのだ。

記:2002/07/28

生き方

アーティスト的生き方が良い。
職業的生き方はあんまりイヤだ。

あんまりイヤだって、日本語になっちょりませんね。

ただ、ニュアンスとしては、そんな感じ。

白蛇の紋章 ホワイトスネイク

もうだいぶ前の話だけれども、このアルバム、すごく流行りましたよね。

私も、周囲に勧められて聴いたクチ。

最初はそれほど期待していなかったのだけれども、見事に裏切られました(もちろん良い意味で)。

ディープ・パープルを聴き始めたのも、このアルバムがキッカケだったな(ヴォーカルが元ディープパープル)。

曲の良さ・テンション・重さ。
絶妙なバランスを保ち、
特にハードロックに入れ込んでいない人をも虜にする稀な1枚といえます。

ムンクの叫び

あの有名なムンクの叫びなんだけど、絵の中央で叫んでいる(ように見える)人、そう、あのゴム人形のように極端にディフォルメされたスキンヘッドの人が叫んでいるというわけではないんですよね。

「叫び」のタイトルは、「自然の叫び(The Scream of Nature)」なんですよね。

そう、叫んでいる(ように見える)人が叫んでいるのではなく、叫んでいるように見える人を取り巻く風景が叫んでいるのですね。

つまり、叫んでいる(ように見える)人は、自然の叫びから耳を塞いでいるのでした。

耳をふさぎながらも「もう、イヤッ!」とか「助けてくれ!」と叫んでいるのかもしれないけど。

トミー・フラナガン セロニカ

1982年録音の、トミフラがモンクの作品に挑んだ作品。
アクの強いセロニアス・モンクの曲を、曲の根幹を崩すことなく、トミフラが丁寧にアクをすくい取り、丁寧に料理をした、そんな感じの聴きやすく、かつコクもある作品だ。

▼パーソネル
トミー・フラナガン(p)
ジョージ・ムラーツ(b)
アート・テイラー(ds)

▼収録曲
1. NORTH OF THE SUNSET
2. LIGHT BLUE
3. OFF MINOR
4. PANNONICA
5. ASK ME NOW
6. THELONIOUS
7. REFLECTIONS
8. UGLY BEAUTY
9. THELONICA

スピリチュアル・ユニティ アルバート・アイラー

最初は、まるで動物の雄たけびのようなアイラーの咆哮に耳を奪われる。

しかし次第にサニー・マレイのシンバルのヤバさに耳が移行してくる。

この両者をこれ以外ありえないというほどの音列でサポートするゲイリー・ピーコックのベースも凄い。

マイルス・イン・トーキョー

サム・リヴァースのプレイが、マイルスのサウンドコンセプトに、つかずはなれずで面白い。

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イングリッシュマン・イン・ニューヨーク

歌詞が良い。
朗々と、そして切なく鳴り響くブランフォードのソプラノが最高。

軽やかなレゲエタッチのリズムに痺れる。

途中の4ビートに移り変わる瞬間がエキサイティング。

この曲全体の“気分”が、いい。
そして、もちろんスティングの歌声もよろし。

この曲の“一曲聴き”のために何度カセットを巻き戻し、CDをリピートさせたことだろう。

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Live at Club Mozambique ロニー・スミス

悶絶級のグルーヴ、ノリ w( ▼o▼ )w
オオォォ!! かっちょいい!!

同じオルガン奏者でも、ロニー・リストン・スミスじゃなくて、ロニー・スミスのほうね。

ノリノリ、グルーヴしまくりの超弩級悶絶アルバムだ。
ジョージ・ベンソンも参加してますね。

▼収録曲
1. I Can't Stand It
2. Expressions
3. Scream
4. Play It Back
5. Love Bowl
6. Peace Of Mind
7. I Want To Thank You
8. Seven Steps To Heaven

高橋幸宏のファースト・ソロ・アルバム『サラヴァ!』

もうとっくにレコーディングした当時のユキヒロの年齢を追い越してしまっている私だが、いまだに「うーん、大人の音楽だなぁ、それに比べて俺はガキだなぁ」と感じるのが、彼のファーストアルバムの『サラヴァ!』。

イヤミに陥らないゴージャス感、優雅、かつ品のある豪華さ。

今風に言えば、セレブな世界?

我ら庶民が味わうことのない、優雅でリッチな世界を、さらりと垣間見せてくれる洗練されたポップスなのだ。

山下達郎、吉田美奈子、坂本龍一と、参加メンバーも豪華。

演奏も極上。
もういうこと無し。

どの曲をとっても、どこから聴いても、極上の「大人のサウンド」を味わえる。

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