雑想 2003年9月
2022/09/17
セミと阪神ファン
今年は阪神が好調だ。
優勝が確定するのも時間の問題だろう。
ある熱烈な巨人ファンが私に苦々しくこう言った。
「今年の阪神ファンって、セミみたいだと思いませんか?」
せ、蝉っすか?!
で、その心は?
「ホラ、セミって何年もの間、地面の中でじーっとしているでしょ。で、やっと地上に出たかと思うと、今まで騒げなかったぶん、ここぞとばかりにミンミンうるさいったらありゃしない。ま、騒ぐのも短い間だからいいんですけどね。きっと、今年はうるさいけど、来年からはしばらく静かですよ。」
なるほど。
プロ野球には全くといって良いほど関心の無い私だが、これには笑ってしまった。
記:2003/09/08
にんにく 下痢
にんにく入りの料理は好きだが、食べ過ぎると翌朝きまって下痢気味になる。
腹痛にまではいたらないが、「アリシン」の効き目おそるべし。
ニンニクにの主成分であるアリシンは、強い殺菌作用があり、食べ過ぎると腸内のビフィズス菌が殺菌されてしまい、腸内細菌のバランスが崩れてしまう。
腸内バランスを崩さない程度に、ほどほどに摂取していかないとね。
ちなみに、抗生物質を摂取すると(薬か点滴でかは忘れた)、腸内の半分、あるいは1/3近くの様々な最近が死滅してしまうのだそうだ。
抗生物質も恐ろしや。
やはり腸内バランスは、けっこう大事だと思うので、崩さないようにしていかないとね。
若者 没個性
よく世間の大人たちは(私も世間の大人だけれど)、今の若者は没個性だなどというが、大学への推薦入学の際の高校の先生の面接指導は「受け答えは無難に短く」、同様に、就活生に対しての大学のキャリアセンターの指導員も「目立ちすぎず、さり気なく差別化をはかって面接官に印象付けろ」的な指導をしていることが多いらしいじゃない?
ってことは、結局、没個性な若者を育てているのは、日本の大人たちであり、そういう彼らが「若者は没個性だ」などと、よくもまぁいけしゃあしゃあと言えたものだよな、と思う。
歪んだ音で疾走する《ラヴ・フォー・セール》~ウォルター・ビショップ Jr.
久々にウォルター・ビショップ・ジュニアの《ラヴ・フォー・セール》を聴いた。
なんなんだこの疾走感は。
録音状態の悪い歪んだ音で、シャカリキになって疾走している。
微妙にかかっているエコーも安っぽいが、逆にそれが良い。
何を生き急いでいる?
……というのは大袈裟だけど、何をそこまでして演奏の終着点に向かってダッシュをしているんだろう?
これはもうテンポが速いというような表層的な理由ではなく、確かにテンポは速めなんだけれども、それ以上に、ピアノを弾いているウォルター・ビショップの急き立てられているかのような、何かに対して急いでいるとしか思えない鍵盤さばきが気になって、気になって。
ベースが担うべき低音パートも、テーマになればシャカリキにビショップのピアノが急き立てられているかのように奏でている。
なんなんだこの疾走感は。
あっという間の2分40秒。
もう1コーラスくらいアドリブを聴きたいのに、もうテーマに戻る?
何をそんなに急いでいるんだ?!な、《ラヴ・フォー・セール》を聞けるのがウォルター・ビショップの《サマータイム》。
《ドッティのテーマ》だけがウォルター・ビショップの『サマータイム』の目玉ではないのだよ。
名演ではないかもしれないが、個人的「気になる演」の一つです。
イン・ヴイジブル・サイレンス アート・オブ・ノイズ
中古盤に高値ついちゃっているけど、これはもう、アート・オブ・ノイズ好きにとっては絶対に、絶対に外せない1枚!
衝撃のデビュー作もいいけど、より音楽的なこちらも素晴らしいです。
《ピーター・ガン》や《レッグス》、《パラノイア》も入っているし。
このあたりの曲は、テレビ、特にバラエティ系番組の「ちょいBGM」としても定番になっちゃってますね。
でもね、「通」は、《インスツルメンタル・ダークネス》を好むものなのよ♪
サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド
ビートルズのアルバムの中では一番たくさん聴いたアルバムかもしれません。
理由は、2曲目の《ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ》を聞きたいから。
といっても、このアルバムの場合、全曲揃って1曲みたいな感じで認識してますけど……。
なぜ、《ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ》が好きなのかというと、素朴なメロディや、リンゴのヴォーカルはもちろん大好きなんですが、ポールのゴムマリのようなベースの音がイイんですね。
ボンッ、ボ・ボンッ!
柔らかくハジける、はずむ。
気持ちいい!(・∀・)b
ムツ・カルテット(muz.quartet)
今聴いているのが、『ムツ・カルテット』の《スロウ・イット・アウェイ》。
アビー・リンカーンの曲ですね。
ジャズと日本語歌詞を融合させた、なかなかユニークなサウンドを放つユニットですね。(アビ―・リンカーンの曲は日本語詞じゃないけど)
ヴォーカルは川本睦子、ピアノが大友孝彰、ベースに宮上啓仁、吉川元ドラムというメンバー構成です。
《蘇州夜曲》がお薦めナンバー。