雑想 2004年11月

      2022/10/26

オスカーピーターソン 名盤 Walking the Line ベースはジョージ・ムラーツ

たまにはピーターソン。

やっぱりピーターソンはMPSがいい!そして、この盤、『ウォーキング・ザ・ライン』のベースはジョージ・ムラーツ!

これは聴きごたえアリ!

当時無名の新人だった弱冠26歳のジョージ・ムラーツのベースが、ピーターそんを刺激しまくる!

ノリノリ!

充実の演奏群。

オスカー・ピーターソンと組んでいた白人テクニシャンベーシストといえば、ニールス・ペデルセンが思い浮かびますが、ペデルセンに負けず劣らず、ムラーツも良い味わい。

彼のしなやかで伸びのあるベース、大好きです。
そして、ピーターソンもムラーツに鼓舞されてか、いつもに増してゴキゲンなのです。

音楽の計画 神経質な赤い薔薇

『ニウロマンティック』の《神経質な赤いバラ》と、

『BGM』の《音楽の計画》のリズムパターンが似ているのは、教授(坂本龍一)のシワザなのでしょう(・∀・)b

両曲とも、今聴いてもカッコいい!

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特に深い理由はないのですが

特に深い理由はないのですが、試みに、ここしばらく、ノンアルコールの日を多めに入れているのですが、酒は飲まなきゃ飲まないで、生きていけるという、当たり前のことを実感しておりまして(笑)、逆にたまに飲むと、すぐに酔っぱらってしまい、翌日も身体の裏側が痒くて仕方がないという。

このほうが健康なのかもしれません。
体重も少し減ったし、生活にも特に支障ないです。

もうひとつメリットがあり、それはやたらめったら珈琲がうまく感じる!ということかな。

コーヒーがうまく感じるということは、イコール、私にとっては、ジャズメッセンジャーズであり(自分でも理由は不明)、アート・ブレイキーのドラムがとっても刺激的でコーフン!なのであります。

今日も『モザイク』聴いてコーフンしておりました。

枯葉 アーマッド・ジャマル・トリオ

マイルスの名演のひとつ、《枯葉》。

これの元ネタが聴けるアルバムが、アーマッド・ジャマルの『アーマッド・ジャマル・トリオ』です。

この時期のマイルスは、ほんとジャマルに心酔していたようですね。

この曲のみならず、粒立ち美しき彼のピアノに聴き惚れるべし!

▼収録曲
1. パーフィディア
2. ラヴ・フォー・セール
3. リカ・パルパ
4. 枯葉
5. スクイーズ・ミー
6. サムシング・トゥ・リメンバー・ユー・バイ
7. ブラック・ビューティー
8. ザ・ドンキー・セレナーデ
9. ドント・ブレイム・ミー
10. ゼイ・キャント・テイク・ザット・アウェイ・フロム・ミー

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バード オリジナル・サウンドトラック

映画『バード』のオリジナル・サウンドトラック。

映画用にチャーリー・パーカーの音源から、パーカーのアルトサックスの音だけを抽出して、現代(当時)のミュージシャンが新たに音をかぶせた。

すると?

あら不思議。

パーカーの音が一番斬新でモダンに聴こえるのです。

時代を超えた「音の生命力」とはこういうものなのかと思いますね。

▼収録曲
1. レスター・リープス・イン
2. 愛しているとは思えない
3. ローラ
4. オール・オブ・ミー
5. ディス・タイム・ザ・ドリームズ・オン・ミー
6. コ・コ
7. クール・ブルース
8. パリの4月
9. ナウズ・ザ・タイム
10. オーニソロジー
11. パーカーズ・ムード

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とはいえ、ロン・カーターのベースとパーカーのサックスは合わないよなぁ……。

やはり、堅実でガッシリした骨太低音が彼の奔放なサックスを支える。

そういう音の配置が理想なんだろうなぁ。

奔放に空を飛びまわった鳥が、しっかり戻ってこれるガッシリとした止まり木、もしくは大地のような存在のようなベースね。

もしくは大地のような存在のようなベースね。

さだまさし BEST5

私が好きな さだまさしの曲を思いつきで10個並べてみた。

1,吸い殻の風景
2,邪馬薹
3,思い出はゆりかご
4,驛舎
5,案山子
6,長崎小夜曲
7,鳥辺野
8、きみのふるさと
9、恋愛症候群 -その発病及び傾向と対策に関する一考察-
10、親父の一番長い日

なんだ、ほとんど初期のものばかりじゃないか(笑)。

というよりも、『自分症候群』以降はあまり聴いていないというのが正直なところ。

アルバムでは『風見鶏』、次いで『うつろひ』が好きですね。
両方とも流れとつながりとまとまりが感じられるから。

ムーヴィング・アウト ソニー・ロリンズ

こういうジャズを演りたい。

なんだかんだいっても、こんな4ビートができれば、こんなに心地の良い4ビートを演奏できる技量と仲間がいれば、たとえ暮らしが多少貧しくても、とても素敵で楽しい人生なんじゃないかと思う今日この頃。

楽器やってる人は、プロアマ問わず、きっと同じこと考えている人も多いはず。

……だと思うんだけど、どうなのかな?

▼収録曲
1. Moving Out
2. Swinging For Bumsy
3. Silk 'n' Satin
4. Solid
5. More Than You Know

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