雑想 2005年9月

2022-11-23

マイ・ハイランド・ホーム・イン・タイランド

内側からグット熱く沸き立ってきた情感を、グッとクールに押さえ込んだなんともいえないムラムラな感じをドバーッと爆発させずに、もうちょい、キープさせましょうか、小休止的に短いナンバーで。

《マイ・ハイランド・ホーム・イン・タイランド》。

ちょっとオリエンタルな気分をたたえたギターが、ギュイーンと伸びやかで気持ちいいですね。

高橋幸宏の『What,Me Worry? ボク、大丈夫!?』のいよいよ期待のアルバム後半に差し掛かる前のちょっと端休めタイムのようなナンバー。

created by Rinker
ソニーミュージックエンタテインメント
¥2,038 (2022/12/08 12:05:25時点 Amazon調べ-詳細)

テレビでいえばCMのようなものかな?

お、短いですねぇ、もう終わっちゃいましたねぇ。

「もう終わっちゃいましたねぇ」と心の中で思いながらも24年以上聴き続けてきているワタシは、この短いナンバーが結構好きなんだね。

「あらら、もう終わっちゃいましたねぇ」とこの曲を聴き終えた瞬間思うのが好きなのかもしれない。

蕎麦屋さんで天丼と蕎麦のセットを頼むと、コリコリと小梅ちゃんのように固い小さな梅干がつくことがある。

この梅干しを口に入れたときの、ささやかな喜びの感覚に似ているのかもしれない。

もちろん、高橋幸宏の4枚目のアルバム『What Me Woory?〜ぼく大丈夫?!』は、これ以外のすべての曲を楽しむことが出来ます。

名曲ばかり。

中学生の頃、発売日にレコードを買って、針をおろして数十秒後には、もう完全にこのアルバムの虜になっていました。

先日の奄美大島旅行

先日の奄美大島旅行での、息子のやんちゃっぷりが、島のCD屋さん、サウンズパルの音楽伝道師、takaraさんのblogに記されています。

ご興味のある方はご一読を!⇒こちら

電車男

なんだかんだいって、やっぱりフジテレビで放映されていたドラマ版の『電車男』は面白かったです。

映画も観たけど、映画よりドラマのほうが面白かったかな。毎週楽しく観ていました。

その理由は、過剰なまでにコミカルな内容で盛り上げまくったところでしょう。日常生活の中では、大袈裟だよ、こんなんねーよ、ありえねーよ、まるでマンガじゃん……な内容も、ブラウン管(あるいは液晶)をスルーすることによって「あり!」になってしまう不思議。

伊東美咲も伊藤淳史の演技も良かったですしね。

二人とも極端なキャラ造形でしたし、実際にこういう人物がいたら、かなり引いてしまいそうだけど、テレビドラマだと、やっぱり「あり!」に思えてしまうんですよね。

ま、個人的には劇団ひとりのキャラがいちばん面白かったですが。

特に最終回の。

created by Rinker
ポニーキャニオン
¥19,930 (2022/12/08 12:05:26時点 Amazon調べ-詳細)

人はなぜ疲れるのか

人はだいたい慣れないことをやると疲れる。

だから、疲れたくなかったら、習慣づけるのが一番の近道。

ピット・イン シダー・ウォルトン

村上春樹も会場にいたという、新宿「ピット・イン」で行われたシダー・ウォルトンのライヴ。

ドラムがビリー・ヒギンス、ベースがサム・ジョーンズ。

3人とも「職人」の集まり。
「職人」によるピアノトリオですね。

当然のことながら、演奏のまとまり具合は文句なしです。

ま、1970年代の時代だからという時代背景もあるんですが、せっかく太くたくましく、ベースの胴の鳴りが素晴らしいサム・ジョーンズのベースの音が、弦の音を電気増幅した音色に聴こえてしまうのが玉に瑕なんですけど、それでも、やっぱりサム・ジョーンズのオーソドックスなベースラインでありながらも、たしかに演奏のボトムをしっかりと支え、牽引していく姿には惚れ惚れ。

3人の堅実かつ誠実な演奏が繰り広げられた、オーソドックスながらも正統派かつ本場のジャズ。

日本の聴衆は、当日(クリスマスイヴの前日だったそうです)はたっぷりと堪能できたのではないでしょうか?

1.Suite Sunday
2.Con Alma
3.Without A Song
4.Suntory Blues
5.’Round Midnight
6.Fantasy In 'D’
7.Bleeker St.Theme

Cedar Walton (p)
Sam Jones (b)
Billy Higgins (ds)

1974/12/23

created by Rinker
¥808 (2022/12/08 12:05:26時点 Amazon調べ-詳細)

ルーズ・ブルース ビル・エヴァンス

エヴァンスの隠れ名盤であり、サポート名盤でもあります。

ズート・シムズ、
ジム・ホール、
ロン・カーター、
フィリー・ジョー・ジョーンズ……。

確固としたスタイルを持つ彼らに対して、エヴァンスは彼らの個性を邪魔することなく、それでもエヴァンスにしか出せない存在感を築き上げています。

エヴァンスの高度な音楽性、というか柔軟なセンスをうかがい知ることが出来る1枚でもあります。

もちろん、演奏も極上。
難しい顔をすることなく、気軽に聴けてしまうのです。

▼収録曲
1.Loose Bloose (Takes 2 and 4)
2.Loose Bloose (Take 3)
3.Time Remembered (Album Version) [feat. Jim Hall]
4.Funkallero (Album Version)
5.My Bells (Album Version)
6.There Came You (Album Version)
7.Fudgesickle Built For Four (Album Version)
8.Fun Ride (Album Version)

created by Rinker
Milestone
¥1,721 (2022/12/08 12:05:27時点 Amazon調べ-詳細)

雑想 雑記

Posted by