雑想 2006年5月
2023/01/04
シソと大葉
昔は、シソという名前で呼んでいたんだけど、最近はスーパーでシソを買いに行くと、「大葉」という名前で売られているんですよね。
で、味と香りはシソそのものなんですが、なんで最近はシソと呼ばずに大葉と呼ぶ人が多いのだろう?
ひょっとして、シソと大葉って違うの?
そう思って調べてみたら、要するにこういうことでした。
シソ>大葉
つまり、青紫蘇のことを大葉と呼ぶんですね(青紫蘇の別名が大葉なのだそうです)。
紫蘇には2種類あって、「青紫蘇」と「赤紫蘇」に分類されますが、そのなかの「青紫蘇」のことを、私は昔から、漠然と「シソの葉っぱ」と呼んでいたんですね。
要するに、シソと呼んでも、大葉と呼んでも一緒ということでした。
犬の噛まれ傷、治った。
先日、息子が犬に噛まれたんですが、あれから一週間、3回病院に通い、その間、食後に薬を飲み、本日の診察で一応、終了。
お医者さんが懸念していた、涎の雑菌の体内侵入もないようで、あとは跡が消えるのを待つのみです。
病院の先生は、女性ですが、男っぽい口をきく人らしく、「おお、もう君とは会えないのか、残念だな。診察、もっと延ばそうか?」などといわれたようです。
息子が通う小学校の校長も女性ですが、息子はその校長先生からもいたく気に入られており、なにかと目をかけてもらているようです。
なかなかのオバサンキラーなようです。
ところで、今日は雨。
連休中にもそういう日がありましたが、なーんか肌寒い日が続きますよねぇ。
皆さん、お風邪など引かれないように。
ジョン・ジェンキンス・ウィズ・ケニー・バレル
ブルーノート1573番。
ジョン・ジェンキンス唯一のブルーノートでのリーダー作でもある。
これがまた、いい音源なんだな~。
一言、音色がおいしいアルバムだ。
この音色のおいしさとは、ジェンキンスのアルトにケニー・バレルのギターがからんだときの音色のなんともいえないコクと、蒼いニュアンス。
マクリーン好きも、これを聴いたら病みつきになること間違いない。
ジェンキンスのエッジ鋭いが微妙にコクが物足りないアルトサックスを、見事にケニー・バレルのギターが縁取って、ほくほくと美味しいサウンドを作り出している。
たしかに、ジェンキンスのアルトサックスは聴く者を魅了する要素がたっぷりとあるのだが、きっとワンホーンで、アルバム1枚通していたら、退屈する内容になっていた可能性大。
ケニー・バレルが参加したからこそ、より一層、ジェンキンスというアルト奏者の良さが浮き立った名盤ともいえるかもしれない。
残念ながら、ジェンキンスは、このアルバムのレコーディングを最後にシーンからは身を引いてしまう。
そういった意味でも、貴重なアルバム。
やまない雨はない!
5月の半ば。
ここのところ、東京では、じとじとした雨が続いています。
ザーザー降りではありませんが、うだうだ&ダラダラと空が長々と愚痴を言っているような感じ。気温も低めで、あまり良い天候が続いているとはいえません。
「ああ、また今日も雨かよ」と朝、寝床から出たばかりの私。
それを聴いた息子は、
「やまない雨はない!じゃあ行ってきまぁす!」
と元気に学校へ行きました。
うん、たしかにそのとおりですね。やまない雨はない、か。
いいですねぇ、ポジティブシンキング。
しかし、「やまない雨はない」だなんて言葉を発する小学校1年生って…(笑)。
雨は雨でも、スー・レイニーの歌のような雨の気分になれたら、少しは気分も明るくなるかもしれない、と思い直した私。
『雨の日のジャズ』。《セプテンバー・イン・ザ・レイン》で有名なアルバムですね。
ラストのこのアルバムのバックを彩るのはビリー・メイ楽団。しかも、このアルバム用の編成は、トロンボーンとフルートのみという珍しい組み合わせ。
物憂げ、楽しげ、湿った空気、雨の匂い。
雨独特の気分が独特の色彩感のあるサウンドで彩られたアルバムです。
これを聴けば、雨の日も少しは楽しくなりそうです。少しだけ気分を取り直して、やむはずの雨を待つことにしますか。
東京大学のアルバート・アイラー・キーワード編
分からないコトバは遠慮なくすっ飛ばして、出来るだけ高速で読むが吉。
立ち止まりながら読むよりも、勢いで流れるように読んでしまったほうが楽しい。
で、次に分からないところを調べながら再読すると吉。
面白い⇒理解
という順で、ね。
第2回 音聴き会
さて、いよいよ、明日が「音聴き会」ですね。
さて、いよいよ、明日は第2回「音聴き会」。
これから近所の音楽バーで5月の誕生日の人たちのバースデイーパーティがあるので、それに参加して呑んで騒いで演奏して歌って、おそらく明日の午前5時ぐらいには閉店になるでしょうから、そのタイミングに帰宅して、それからの選曲作業になるだろうと思います。
とはいえ、ある程度、明日にかける曲は決めているんだ。
ライオネル・ハンプトンの『スターダスト』。
おそらく、これは必ずかけます。
スラム・スチュワートのハミング&アルコが素敵。
加えて、後半のライオネル・ハンプトンのヴァイブ・プレイが圧巻!
記:2006/05/27
マルサリス兄弟
ピアニスト、エリス・マルサリスの息子たちは皆、一流どころのジャズマンぞろい。
長男のブランフォードは、テナーサックス奏者(ソプラノも吹く)。
次男のウイントンは、トランペット奏者。
五男のデルフィーヨはトロンボーン奏者。
六男のジェイソンはドラマー。
トム・ブラウン パイロット
フュージョントランペッターとして70年代に活躍したトム・ブラウンは、一時期シーンから姿をくらましたが、小型飛行機パイロットのライセンスを獲得し、1990年代に再びカムバックした。